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第4回中山競馬5日目前日の芝の状態について

第4回中山競馬、早くも後半戦!

今開催の中山競馬場の馬場は、1年に5回開催のある開催の中で唯一洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の丈は約8センチ~10センチ、開催前半4日目まで内ラチから3メートルのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の4日は内ラチから6メートルのところに仮柵を設けるCコースを使用する。つまり今週からCコース。

~Cコースになって差し・追い込みもとどきやすくなる!?~

Blog246中山競馬場の芝にとって新年にあたる第4回開催。このため芝の状態が良く、いつにもまして先行馬有利の傾向。坂の途中では飲み込みそうな勢いも、坂の上で逃げ・先行馬が粘るため、外から迫る差し・追い込み馬は結局は差し切れない事が多く、今年も開幕週は前有利の傾向がしっかりと現れていた。しかし2週目ともなると、3日目のメイン・セプテンバーSのタケデンノキボーや4日目の12レースのエフティアクトレスのように、ペースが速くなれば差し・追い込み馬がとどく場面もちらほら。芝のは良好な状態を維持しているものの、先行有利の傾向は初日に比べて弱くなってきている。特に今週からCコースを使用する事もあり、今週は先週よりも更に差し・追い込み馬が活躍する場面が多くなるのではないかと思われる。

昨年の例を出せば、5日目に行われた勝浦特別(芝1200メートル)において11番人気のピサノデュエルが後方2番手から猛然と追い込み穴をあけているように、特にペースの速くなりやすい1200と1600のレースは注意が必要。前走が新潟などで鋭い脚を使いながら追い込みきれずに3~4着という馬が出走していたら狙い目だろう。

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第4回中山競馬3日目前日の芝の状態について

第4回中山競馬も2週目。台風の影響が心配です。

今開催の中山競馬場の馬場は、1年に5回開催のある開催の中で唯一洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の丈は約8センチ~10センチ、開催前半4日目まで内ラチから3メートルのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の4日は内ラチから6メートルのところに仮柵を設けるCコースを使用する。

~例年通りの絶好馬場だが、台風の影響が心配~

Blog2451・2日目が終了したが、例年の傾向通り先行馬有利の馬場だった。1日目2レースのマイヨールをはじめ、5レースの新馬戦をミスクリアモン、9レースの白井特別をデストラメンテが逃げ切り勝ち。この他、6レースの3歳未勝利戦は逃げたステラカンデンテが2着で、これを2番手でぴったりマークしていたダイワコルベットが優勝。メインの紫苑ステークスや最終レースでも逃げたデヴェロッペやヒカルダイヤモンドが2着に入るなど、逃げ・先行馬天国。流石に2日目は「先行有利」の意識が強くなりすぎたのか少々オーバーペース気味のレースが多くなり、後ろの馬もとどいてはいたが、少しでもペースが落ち着けば逃げ馬は粘る。

特に人気のある逃げ馬には逆らえない状態。このような状態であるから1分7秒6を出した3歳上1000万下の初風特別のように好タイムも目立つ。中山芝1200メートル戦ではもともとダート寄りの気質を問われるコースだが、芝の状態が良い事でその傾向が強く出ているようで、スターオブコジーンやイーグルカフェ、アジュディケーティングといった、ダートでも走れる血統と成績の関連性が顕著に表れている。

ちなみに、この前有利という傾向は芝だけでなくダートにも現れた。1日目に行われたダート戦6レースのうち、5レースで逃げ馬が勝利。もともと中山のダートコースは小回りなうえに起伏が激しいため、先行馬が有利ではあるが、ここまで極端で勝ちタイムも良好である事を考えると、第3回終了後にクッション砂を洗浄した影響が出ているのかもしれない。いつもより逃げ先行馬に注意を払いたい。

そんな状態で今週は3・4日目を迎える。

JRAの発表によると、1・2日目が終わっても特に傷んだ所はないとの事なので、芝は逃げ・先行有利の傾向が続くと思われる。しかし、関東には台風13号が接近中。中山競馬場のある船橋市は20時頃から雨が降りはじめたが、再接近は土曜日の午前6時頃と見られており、更に雨が降る予定。このため馬場状態の変化はもちろん、開催の可否についても台風の動きから目が離せない。今のところセントライト記念の行われる日曜日には太平洋に抜けると予想されているものの、通過した地域は台風一過とはならないとのことで、馬場の回復は遅く影響は残るだろう。中途半端に馬場が湿れば差し・追い込みの台頭も望めるが、それを通り越してどうしようもなく悪くなると傾向が一周して、結局、前で競馬をした馬が有利となる。今週は馬場状態の見極めが重要だ。

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京成杯AH

夏競馬が終わりいよいよ秋競馬が開幕。しかしそんな決まりごとはどこ吹く風。競馬場には真夏を思わせるような日差しが降り注ぎ、まだまだ夏競馬の延長線上にあるそんなハンデ重賞・京成杯オータムハンデ。そんなレースを制したのは「中山マイル戦において不利」と言われる大外枠に入った桜花賞馬キストゥヘヴンだった。


~勝ったキストゥヘヴンは~

2年前にこのレースを制しているステキシンスケクンに、アーリントンCを逃げて制しているダンツキッスイ。朝日杯FSを絶好のスタートから逃げて押し切ったゴスホークケンなどが集まり、簡単にハイペースが予想できた今年の京成杯AH。

Blog243_3しかしダンツキッスイもゴスホークケンも近走不振。「2頭とも競馬に迷いがある。意外とシンスケクンが楽にハナを奪える展開もあるのではないか?そうなれば例年通り先行馬有利だろう」などと穿った見方をしてみたものの、蓋を開けてみればシンスケクンが立ち遅れてもやっぱりハイペース。しかも前半3ハロンを32秒8という、1200メートル戦でも速い超の付くハイペースなのだから驚かされる。こうなれば「中山マイル戦の外枠不利」などという枠順の有利不利など関係なし。大外枠からポンとスタートしたキストゥヘヴンと藤田騎手は、前半はやりあう先行勢を見ながら中団での競馬に徹すると、11秒9と、ペースの落ちた5ハロン目のところで外から捲るように前に進出。鼻につけた白くて浅いシャドーロールを上下させながら絶好の手ごたえで4コーナーを回り、最後の直線へ。さすがに開幕週で馬場の状態がよい中山競馬場。馬場の中目から内に進路を取って飛び出したレッツゴーキリシマの必死の抵抗にあうも、そこはG1馬。坂を登っても脚は衰えず、その切れ味でキリシマをきっちり競り落として完勝した。

Blog242今回の勝利は2006年桜花賞以来、実に2年半ぶりの勝利。この鮮やかな重賞勝利で「桜花賞馬復活」などと書かれることもあるが、もともと脚質的にスローで流れれば届かないだけで、不振に陥っていたわけではなかった。今後も安定性に関しては不安を残すものの、このようなタイプはハマれば牝馬限定戦も牡馬牝馬混合戦も関係ない。4勝のうち中山で3勝と、中山が大の得意。またペースが速くなりやすいマイル前後のレースが合ってはいるが、フラワーカップのフサイチパンドラ、桜花賞のアサヒライジング、京王杯SCのインセンティブガイ、そして今回のゴスホークケンと、彼女の末脚をアシストする馬がいる時はどんな競馬場でも距離でも軽視は禁物だろう。


~2着だったレッツゴーキリシマは~

父か母父にノーザンダンサーの血を持つ馬が得意なレース・京成杯AH。今年はこの条件に当てはまる馬が多くおり、結果として1着から5着までそのような馬達が占めたが、その2着を構成したのがメジロライアン産駒の3歳馬・レッツゴーキリシマ。

引っかかる面があるので今までは「逃げ」が基本戦法。確かに自分でレースを作れる強みはあるものの、それが逆に「自分でレースを作らなくてはいけない」という重荷ともなっており、厳しいレースの連続。3歳になってからは大きな舞台でそのプレッシャーと常に戦ってきた。しかし今回は、そのプレッシャーを玉砕気味に飛ばすゴスホークケンや、それに追随するダンツキッスイに譲り、彼らを見る形で離れた3番手~4番手で折り合う事に成功。各馬が仕掛け始めた3コーナー過ぎでも慌てず仕掛けをワンテンポ送らせ、直線に向いたところで満を持して追い出した鞍上の北村宏騎手の好騎乗も光り、最後の直線ではハイペースで脚の止まった先行馬達の間をスルスルと力強い脚で抜け出して先頭に躍り出た。残念ながら最後はG1馬の末脚に屈するう形となったが、古馬相手に休み明けでこれだけの競馬ができたのは非常に大きな収穫と言えるだろう。

Blog244朝日杯で2着になった事もあるように中山は本当によく走る。キングマンボと並び道悪巧者のメジロライアン産駒だが、道悪でなくてもパワーの問われるレースでは能力を発揮できる。そしてそのような舞台が中山に出現しやすいのだろう。ただし、問題は気性。今回はうまく折り合ったが、それが一夏越して成長した証なのか、ペースが速くてたまたまだったのかはまだ謎のまま。基本的に逃げ・先行馬はスローペースの方が有利だが、レッツゴーキリシマの場合、スローだと引っかかって自滅する可能性も捨てきれない。ペースの速い底力勝負の方が信頼度は高いだろう。

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2008年第4回中山競馬の特別競走

2008年第4回中山競馬の開催日と特別競走は以下のとおりです。

~1日目・9月13日(土)~  
    9R・白井特別(3歳上 1000万下 芝1800メートル)
   10R・浦安特別(3歳上 1000万下 ダ1200メートル)
   11R・紫苑S(3歳牝 オープン 芝2000メートル)
~2日目・9月14日(日)~ 
    9R・初風特別(3歳上 1000万下 芝1200メートル)
   10R・レインボーS(3歳上 1600万下 芝2000メートル)
   11R・京成杯AH(3歳上 G3 芝1600メートル)

~3日目・9月20日(土)~     
    9R・カンナS(2歳 オープン 芝1200メートル)
   10R・松戸特別(3歳上 1000万下 ダ1800メートル)
   11R・セプテンバーS(3歳上 1600万下 芝1200メートル)
~4日目・9月21日(日)~ 
    9R・上総(3歳上 1000万下 芝1600メートル)
   10R・葛飾特別(3歳上 1000万下 ダ1200メートル)
   11R・セントライト記念(3歳 Jpn2 芝2200メートル)

~5日目・9月27日(土)~  
    9R・汐留特別(3歳上 500万下 1600メートル)
   10R・九十九里特別(3歳上 1000万下 芝2500メートル)
   11R・ながつきS(3歳上 1600万下 ダ1800メートル)
~6日目・9月28日(日)~  
    9R・勝浦特別(3歳上 1000万下 芝1200メートル)
   10R・茨城新聞杯(3歳上 1000万下 ダ1200メートル)
   11R・オールカマー(3歳上 G2 芝2200メートル)

~7日目・10月 4日(土)~  
    9R・芙蓉S(2歳 オープン 芝1600メートル)
   10R・外房特別(3歳上 1000万下 芝1600メートル)
   11R・内房S(3歳上 1600万下 ダ1200メートル)
~8日目・10月 5日(日)~ 
    9R・習志野特別(3歳上 1000万下 芝2000メートル)
   10R・秋風S(3歳上 1600万下 芝1600メートル)
   11R・スプリンターズS(3歳上 G1 芝2000メートル)
   12R・江戸川特別(3歳上 1000万下 ダ1800メートル)


<今開催の注目点>

今開催から中山競馬場では2歳新馬戦と2歳未勝利が始まる。その数は1日に行われる総レース数の3分の1~4分の一を占めており、競馬場に行けば2009年のクラシックを目指して躍動する活きの良い若駒達の戦いを間近で見る事ができるだろう。これに対して3歳未勝利戦は今開催で最後(JRA全体で)。しかもこの3歳未勝利戦には「近5走以内の馬」か「前走5着以内の馬」という出走条件が付いている、いわゆる「スーパー未勝利」と呼ばれるもの。昨年から第4回中山や阪神、札幌などでこの条件の付いた未勝利戦を実施する予定だったが、8月中旬におこった馬インフルエンザの影響でその条件が緩和される事となり、中山競馬場でスーパー未勝利が実施されるのは今年からとなる。この条件が付けられたことにより未勝利の中ではレベルの高いレースとなるが、出走も一回きりであるため、勝てなかった馬やその関係者の事を考えると複雑。

この他、特別戦や重賞に関しては第4回中山開催は2日目に行われるニューマーケットCがレインボーSに名前が変更された以外は(条件変更はなし)、日程や条件、名前など大きな変更は特に行われていない。

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第4回中山競馬1日目前日の芝の状態について

明日から第4回中山競馬ですね。おひさしぶりです。

今開催の中山競馬場の馬場は、1年に5回開催のある開催の中で唯一洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の丈は約8センチ~10センチ、開催前半4日目まで内ラチから3メートルのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の4日は内ラチから6メートルのところに仮柵を設けるCコースを使用する。

~中山競馬場の芝にとって第4回は新年~

ホームページや以前このブログにも書いたが、第4回中山開催は中山競馬場の芝にとって新年にあたる。それは第3回中山開催の終了後、第4回中山開催が始まるまでの5か月間に、痛みの激しかった場所を張り替えたり洋芝を撤去するなど、大がかりな芝コースの整備が行われるからだ。この後、中山競馬場開催の行われていない時に野芝の間に洋芝を生えさせるオーバーシードを施したり、芝の成長を促すためにコース全面にシートを被せたりするものの、大きな補修は翌年の第3回中山競馬終了まで行われない。つまり、中山競馬場の芝にとって第4回はお正月なのだ。

このため、第4回中山開催の芝は、毎年、1年のうちで最高の状態であり、例年の傾向から言えば、ハイペースでも前は止まらない(特に前4日)。昨年のレースを例に出すと、第4回中山開催1日目に行われた3歳500万下(芝1600M)では前半3Fが34秒0というタイムながら3番手にいたユーターヴェールが勝利(勝ちタイムは1分33秒7)。これでも超高速馬場だった2004年当時から考えれば遅い方なのだから恐れ入る、そんな馬場である。このようにちょっとやそっとでは前は止まらないが、その意識が強すぎてあまりにもペースが速くなりそうならば、内枠にいる差・追い込み馬を狙いたい。

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