第1回中山競馬7日目前日の芝の状態について
あっという間に第1中山開催最終週!
前開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバーシードを施した馬場で行われていたが、今開催も引き続きオーバーシードを施した馬場で行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は8センチ~12センチ。金杯の行われる初日からAJCCが行われる最終日まで内ラチから6メートルのところに仮柵を設けるCコースを使用する。
~速かったり遅かったりと難しかった今開催の芝~
今週で2連続開催だった中山競馬も最後の開催となったが、それにしても芝の状態が読みにくかった。振り返ってみればコース替わり初週となった第1回中山1週目は、中山金杯でアドマイヤフジが出した1分58秒5など、この時期としてはタイムの出る馬場だった。厳冬期で芝の荒れやすい時期ではあるものの芝のレースも少ない時期なので、2週目ぐらいまではこの傾向が続くだろうと思って挑んだ2週目。しかし、前日の10日金曜日にまとまった雨。それでも水が捌ければそれほど影響を受けないと思っていたのに、馬場が回復しても時計の掛る馬場は相変わらず。フェアリーSや1000万下のマイル戦で1分36秒台の決着となるなど、1週目とは打って変わって力の要る馬場に。
そして最終週となる今週。
週によってタイムが速くなったり遅くなったりと掴みどころのなかった今開催の中山の馬場だったが、一貫しているのは「この時期にしては逃げ・先行馬が健闘している」ということ。特に12日月曜日と14日水曜日に芝刈りを敢行した3週目は未勝利戦や新馬戦はもちろん、初咲賞のスノークラッシャーが4番手からの抜けだしや初富士Sのファストロックは逃げ切り、京成杯のアーリーロブストも逃げ切り、最終レースのエーシンエフダンスが2番手からの抜けだしで勝利するなど前残り馬場が強調された。
水・木曜日に降った雨の影響がどれほど残るか分からないものの、3週目の前残り馬場を考慮すると「雨の影響でタイムは遅いが逃げ・先行馬が健闘する」そんな馬場か。


確かに馬場が荒れる時にCコースが使われるので当たり前と言えば当たり前なのだが、蓋を開けてみれば昨年の金杯は3~4番手を追走していたアドマイヤフジが優勝、2日目の初富士Sは4番手を追走したワイルドファイアーが優勝するなど、どんなレースでも差し・追い込み有利というわけではなかった。これはAコースからCコースにコース移動によって良好な馬場を走る事が出来るからだろう。差し・追い込み馬はあくまでもペースが速くなりそうなレースで狙いたいところ。血統に関しては、パワーの要る馬場のため昨年の最終週はジャングルポケットやマンハッタンカフェなど、切れ味を売りにする血統よりも長くいい脚を使える血統の活躍が目立ったが、中でもシンボリクリスエスは確率変動中。今年も要注意。
Recent Comments