« 中山競馬場の芝状態(第5回中山1日目前日)について | Main | 中山競馬場の芝状態(第5回中山5日目前日)について »

中山競馬場の芝状態(第5回中山3日目前日)について

2013年の最後の中山開催も今週で2週目!

9月に行われた前開催の第4回中山開催は全日野芝主体の馬場で競馬が行われていたが、今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバーシードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ(洋芝は昨年より上下限とも2センチずつ短い)。コースはステイヤーズSの行われる1日目(11月30日)から2013年フェアウェルSの行われる最終日(12月23日)までの全9日間、内ラチから仮柵を設けないAコース使用する。


~馬場の状態は例年通りに良好も、傾向はフラットに近い!?~

中央開催の行われる4つの競馬場の中でも一番小回さなコースとなってしまった中山競馬場は、他の競馬場に比べて逃げ・先行馬が活躍しやすいコース。

中でも馬場状態の良い開催開幕1~2週はその傾向が強くなるため馬券を検討するうえで無視できないファクターの一つとなるのだが、そんな逃げ・先行馬が活躍しやすい開幕1~2週の中でも特にその傾向が顕著に現れる開催が馬場の手入れ後に初めてAコースを使用する今開催の第5回開催・・・のハズなのだが、一昨年・昨年は初日から差し・追い込み馬が馬券に絡むというまさかの結果。今年の場合も初日に行われた新場戦でアカノジュウハチが鮮やかな差し切り勝ちを決めたのを皮切りに、9Rの葉牡丹賞でディアディルレイが2着。12Rでベストブルームが3着。2日目の2歳未勝利戦でムードスイングスが優勝。10Rの市川Sでセイコーライコウが2着。ターコイズSでミッドサマーフェアが3着、12Rでピュアソルジャーが3着などなど差し・追い込み馬が馬券に絡むこと多数。どうやらここ2年と似たような傾向のようだ。
Blog402

とはいえ、単に差し・追い込み馬が活躍する馬場かというと、そうではない。

葉牡丹賞を優勝したキングオブサンは道中3~4番手で競馬、市川Sで優勝したツインクルスターは道中2番手で競馬、ターコイズSで2着になったノボリディアーナは道中は3番手で競馬をしていたように、逃げ・先行馬もしっかりと馬券に絡んでいるのだから予想する側としては厄介としか言いようがない。しかしキングオブザサンもツインクルスターもノボリディアーナも上位人気馬だった(差して馬券に絡んだのも人気馬)。つまり人気になるような「能力の有る馬」なら前で競馬をしても残れる馬場であると言えるだろう(逆を言えば前で競馬をした馬は能力がないと残れない馬場)。
Blog403

これらの事から、「馬場の状態が良いから」と言ってやみくもに逃げ・先行馬を狙うのではなく、まずはそのレースのペースが「速くなるのか・遅くなるのか」を考え、考えたペースの中で狙った馬に「力があるのか・ないのか」という能力判断を加えて予想を組み立てるのが今週も正しいアプローチの仕方となるのではないだろうか。

|

« 中山競馬場の芝状態(第5回中山1日目前日)について | Main | 中山競馬場の芝状態(第5回中山5日目前日)について »

「中山競馬場芝コースの状態」カテゴリの記事