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2014年第4回中山競馬の特別競走と開催について

2014年第4回中山競馬の開催日と特別競走は以下のとおりです。


~1日目・12月 6日(土)~  
    8R・イルミネーションジャンプS(3歳上 OP 障害芝3210m 別定)
    9R・葉牡丹賞(2歳 500万下 芝2000m)
   10R・アクアラインS(3歳上 1600万下 ダ1200m ハンデ)
   11R・スポーツニッポン賞ステイヤーズS(3歳上 G2 芝3600m 別定)

~2日目・12月 7日(日)~ 
    9R・松戸特別(3歳上 1000万下 ダ1800m 定量)
   10R・市川S(3歳上 1600万下 芝1600m 定量)
   11R・ターコイズS(3歳上牝 OP 芝1600m ハンデ)


~3日目・12月13日(土)~     
    9R・黒松賞(2歳 500万下 芝1200m)
   10R・北総S(3歳上 1600万下 ダ1800m 定量)
   11R・ラピスラズリS(3歳上 オープン 芝1200m 別定)

~4日目・12月14日(日)~ 
    9R・チバテレ杯(3歳上 1000万下 芝1200m ハンデ)
   10R・美浦S(3歳上 1600万下 芝1800m ハンデ)
   11R・カペラS(3歳上 G3 ダ1200m 別定)


~5日目・12月20日(土)~  
    9R・茨城新聞杯(3歳上 1000万下 ダ1200m 定量)
   10R・クリスマスC(3歳上 1600万下 芝1200m ハンデ)
   11R・農林水産省賞典 中山大障害(3歳上 J・G1 障害芝4100m 定量)
   12R・白井特別(3歳上 1000万下 芝2000m 定量)

~6日目・12月21日(日)~
    9R・ひいらぎ賞(2歳 500万下 芝1600m)
   10R・仲冬S(3歳上 1600万下 ダ1200m 定量)
   11R・ディセンバーS(3歳上 オープン 芝1800m 別定)


~7日目・12月27日(土)~  
    9R・クリスマスローズS(2歳 OP 芝1200m 別定)
   10R・グレイトフルS(3歳上 1600万下 芝2200m 定量)
   11R・師走S(3歳上 OP ダ1800m ハンデ)

~8日目・12月28日(日)~
    7R・グッドラックハンデC(3歳上 1000万下 芝2500m ハンデ)
    8R・2014年フェアウェルS(3歳上 1600万下 ダ1800m 定量)
    9R・ホープフルS(2歳牡・牝 G2 芝2000m)
   10R・有馬記念(3歳上 G1 芝2500m 定量)
   11R・ハッピーエンドC(3歳上 1000万下 芝1200m 定量)


<今開催(第4回中山)の変更点と注目点>

通常は年間5回の開催が行われるが今年2014年はスタンド等整備工事の影響により開催が1つ少ない全4回で行われる中山競馬。その最後の開催となるのが例年は12月に「第5回」として行われてきた第4回中山開催だ。通常、第5回開催として行われていた開催が第4回開催と数字が変わるだけなので「大きな変更点はない」と言いたいところ・・・なのだが、そう簡単にいかないのが面倒臭いところ。第5回開催と言えば一昨年、昨年と祝日(天皇誕生日)を利用した9日間の開催が行われてきたが、今年は暦の関係で3連休が取れないため2011年以来、3年ぶりに8日間で開催が行われるからだ。開催日1日減。たった1日だがされど1日。開催日が1日減ったおかげでレース施行日の変更や施行条件の変更、レース自体の減少などなど昨年と変更点多数。数が膨大なためそれら変更点を一つ一つ挙げるのはここでは避けるが、そんな中でも目についた大きめの変更点だけピックアップしてみようと思う。


まずは中山大障害の施行日の移動とイルミネーションジャンプSの距離短縮。

中山大障害は長年、有馬記念の前日である4週目の土曜日(7日目)に施行されてきたが、今年は3週目の土曜日(5日目)に行われる。理由は朝日杯FSの阪神移設に伴い開催3週目に中山競馬場で行われる重賞が無くなってしまったからだと思われるが、「それならば日曜日(6日目)に施行してくれればもっと盛り上がるのに・・・」というのが障害レースファンの心理だろう。とはいえメインレースにはなったので昨年までのように10レースに行うよりは注目度としては上がるだろう。これを機会に障害レースが持つ素晴らしさ、平地競走にはない面白さが少しでも伝わればと思う。

そんな中山大障害のステップレースとして長年親しまれてきたのが開催1日目に行われるイルミネーションジャンプS・・・だが、今年は3210mで行われる。長年3570mで施行されてきただけに、ここに来て距離が短縮される理由は不明。3570mはスタート地点直後に障害があり、それを飛越後、すぐにカーブがあるため安全面を考慮してのものかとも思ったが、中山大障害のスタートも3570mと同じ場所である事を考えると、そのような理由ではななさそう。施行距離が3210mになることでスタートはホームストレッチからとなり、3570mと比べて飛越する障害が1つ減る事になる。
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2つ目は朝日杯FSの阪神競馬場への移設とホープフルSがG2へ格上げ。

朝日杯FSと言えばその年の2歳王者決定戦として長年親しまれてきたレースだが、独特のフォルムが故に外枠に入った馬が不利となる中山競馬場の芝1600mというコースで行われる事が徐々に巨大化していく他場のレースと一線を画すようになり、翌年に行われるクラシックレースとの関連性を弱わめる事に。そんな現状の打開策として打たれた手が2歳戦における競走体系の整備。新馬戦の施行開始時期が早まった事もあって距離の多様性が求められるようになったため路線を短距離と中距離に分ける事とし、短距離路線の頂点を阪神競馬場へ移設して施行する朝日杯FSで、中距離路線の頂点を中山競馬場で施行するホープフルSで決定することとなった。

昨年までOP特別として中山競馬場で施行されてきたホープフルSは名前こそ変わらないものの、レースの回数や歴史などは昨年まで阪神競馬場で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形で行われる。現状ではG2格だが、2歳のG2にしては賞金額が古馬G2で一番高い札幌記念と並ぶ6500万円であることからも分かる通り将来的にはG1に格上げすることを目論んだレースとなっている。現時点で札幌2歳Sを制したブライトエンブレムをはじめ、東スポ杯2歳Sを制したサトノクラウンや2着のアヴニールマルシェ、ラジオNIKKEI賞京都2歳Sを制したベルラップなど出走しない方向になっているなどレースの意義と出走メンバーに多少(?)の不安は覚える事は確かだが、来年のクラシックが終わるまでは評価を下す事はできないだろう。
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3つ目はフェアウェルSの準オープンへの格下げ。

そもそもフェアウェルSは9日間開催になる前までは準オープンで行われていたので「格下げ」というよりは「元に戻った」といった方が正しいか。暦や開催の増減によってオープンになったり準オープンになったりするフェアウェルSが少し不憫。


そして最後にスタンド等整備工事によりクリスタル棟の解体&馬の花道の登場。

2014年以降、老築化したスタンドのリフレッシュや馬をより身近に感じられる空間の創造などを目指して降段階的に行われる中山競馬場のスタンド等整備工事。その一環として解体されることが決まったクリスタル棟は4月20日をもってフィナーレを迎えた第3回開催終了後に本格的な作業を開始。工事は11月に終了して競走馬がパドックから本馬場への入場、また退場時に使う花道(グランプリロード)とともに第4回開催から本格的な運用開始となる。主催者側から見ればスタンドの機能的・効率的な運用を、また来場客側から見れば競走馬をより身近に感じられる空間が増えるなど良いことばかりのようにも思える今回の工事。しかし不安が無いわけでもない・・・。

今までの中山競馬場のスタンド立見席と言えば「勝つか負けるか」の最後の攻防を観ようとする人々がゴール前に、またレースを終えて帰ってきた馬やジョッキーの表情を観ようとウイナーズサークル前に人々が集まることが多かった。中山競馬場のスタンド立見席はゴール前とウイナーズサークルまでに距離があったためゴール前とウイナーズサークル前の間は人口密度が少ない空間があった。おかげで、よほどの大レースにでもならない限りこの2つの人だかりが互いのテリトリーを侵略する事は無かったのだが、スタンド等整備工事によりクリスタル棟が解体されウイナーズサークルがゴール寄りに移動し事により空間が無くなる事になる。つまりゴール前の人だかりとウイナーズサークル前の人だかりが間を置かずに接近することになるのだ。

今や家に居ながらにして馬券の買える時代。

おかげで競馬場に来場してライブで競馬を観戦する人も減った。このため来場者が移動できる範囲が小さくなってもそれほど窮屈には感じないとは思う。しかし、現在でも人が多く来場するG1レースとなれば話は別。特に今開催は中山競馬場で一番の人の入るグランプリ・有馬記念が行われる。その年によって来場する人数は増減するが、オルフェーヴルの引退レースとなった昨年は12万人を超えた。クリスタル棟が解体されたことにより中山競馬場が収容できる入場人員数が減ったのはもちろんだが、クリスタル棟に設置されていた施設も無くなった事も見逃せない(特にトイレ)。有馬記念のような大きなレースの時に今まで想定していなかった思わぬ問題が表面化して混乱をきたす可能性がある。こればかりは開催が始まってみないと分からない部分はあるが、今までのスタンドに慣れてしまっている人(特にゴール前、ウイナーズサークル前、クリスタル棟で競馬を楽しんでいた人)は注意が必要かもしれない。
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Comments

Excellent post but I was wanting to know if you could write a litte more on this subject? I'd be very thankful if you could elaborate a little bit further. Kudos!

Posted by: free music downloads | 2015.02.22 at 04:20 PM

What's up, just wanted to tell you, I liked this blog post.
It was inspiring. Keep on posting!

Posted by: website development | 2014.12.08 at 05:58 AM

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