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中山競馬場の芝状態(第1回中山1日目前日)について

気が付いたら年が明けていて2017年、そしてもう金杯(汗)。

今開催の中山競馬場芝コースは前開催の2016年第5回開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6cm~8cm、洋芝は10cm~14cm(洋芝は下限・上限共に昨年の第1回開催と同じ長さ)。コースは中山金杯の行われる1日目からAJCCの行われる最終日までの全7日間、内ラチから6mの場所に仮柵を設けるCコース使用する。


~突然、前残りイン差しの馬場に変貌して愕然とした前開催の第5回最終週~

4月に行われた第3回開催終了後、9月の第4回開催が始まるまでの約5か月間の休養期間を利用して芝コースの大規模な手入れが行われる中山競馬場。そんな作業を行った後に初めてAコースで競馬が行われるのが12月に行われる前開催の第5回開催。内ラチから3m以内の芝は第4回開催で利用された内ラチから3m以上の芝よりも良好な状態ということで第5回開催は1年でも最も逃げ・先行馬が活躍できるであるハズなのだが・・・それは一昔前まで。理由は開催前に施されるエアレーションと言う馬場を軟化させる作業にあり。この作業によって開幕週の綺麗で荒らされていない素軽い馬場も適度にパワーが必要となるため開幕週にもかかわらず差し・追い込み馬が活躍できる馬場で競馬が行われている~というのが現在の中山競馬場の芝コース。

このエアレーション作業によって今年も差し・追い込み馬も活躍できる馬場状態で開幕した2016年第5回中山開催。開催2週目までは「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」も競馬が行われていたと言えたのだが、3週目は突然の差し・追い込み馬、大・活・躍(汗)。しかし、それには理由があった。理由は差し・追い込み馬が活躍した殆どのレースが平均以上のペースで流れていたためだった(レース前半がスローで流れたにもかかわらず差し・追い込み馬同士で決着したディセンバーSは6F目から急激なペースアップでゴールまでのロングスパート戦となったため)。

差し・追い込み馬が勝つ時は人の目に鮮やかに映るため印象に残りがち。

差し・追い込み馬が2戦続けて勝ち負けすれば差し・追い込み馬向きの馬場だと思ってしまいやすいが、ペースが遅かったレースではしっかりと逃げ・先行馬も活躍しているという点を見逃してはいけないだろう。内ラチ沿いよりも外目の馬場の方が伸びが目立つのは確かで(とはいえ内ラチ沿いが伸びないわけではない)、傾向としてもフラットというよりは差し・追い込み馬向きのに振れているように思える事も確かだが、「差し・追い込み馬天国」とまでは言い切れないのが開催3週目の馬場だった。


そんな3週目の傾向から考えると今週の第5回最終週も逃げ・先行馬よりは差し・追い込み馬の活躍の方が目立つ可能性が高いのではないか(前日に降った雨がどれほど馬場に影響を与えるかは未知数だが)。外目の馬場を通った馬の伸びが目立つこともあり、展開がハマった時の差し・追い込み馬の強さは目を見張るものがあるが、そんな道中は中団、また中団よりも後ろで競馬をするような脚質の馬の中でも3コーナーから捲りを打てるような「長くいい脚を使える馬」は要注意だ~というのが昨年の第5回開催7日の前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・、

まさかまさかの前残り・イン差し馬場に大・変・貌。

スローペースで逃げ・先行馬が押し切るのは当たり前だが、差し・追い込み馬に有利なハズのハイペースでも前で競馬をしていた馬が粘り切ったり、差し・追い込みが決まったと思ったら内ラチ沿いから強襲をかけた馬だったりと、とにかくインコースを走った馬の伸びが目立った最終週の3日間開催だった。年末の大一番・有馬記念はサトノダイヤモンドがゴール直前でキタサンブラックを差し切って優勝したが、馬場を考慮すると2キロ軽かった斤量以上にサトノダイヤモンドの能力が上だったからこそできた芸当のように思われる(もちろんキタサンブラックの強さも認める)。着差はクビ差で接戦のように見えても実際は完勝だったと言っていいレースだったのではないだろうか。
Blog459

そんな開催から引き続いて行われる今開催の2017年第1回中山競馬。

上でも書いたように今開催は内ラチから6m地点に仮柵を設けるCコースが使用される。前開催の最終週は突然にインコースの伸びる馬場状態で競馬が行われる事となったが、今開催はこの地点の芝が仮柵によってカバーされるので再び「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」で競馬が行われるようになるのではないか。そのレースがどのようなペースになる予想して馬券を・・・と思うのだが、そもそもこの時期は芝のレース自体が少ない、そして今年は開催日も少ない。芝の傾向を掴む前に開催が終わってしまう可能性もなくもないという気がしないでもない(汗)。

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