« March 2017 | Main | September 2017 »

中山競馬場の芝状態(第3回中山7日目前日)について

気が付けばアッという間に第3回開催も最終週!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~荒れた馬場は仮柵でカバーしきれず。ウイニングロードは3~5分どころ!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。これを考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬。2週目からは使用されるコースもBコースとなり荒れた内ラチ沿いの芝がカバーされるため差し・追い込み馬むきに振れていた馬場の傾向も少しは改善されるかと思っていたのだが・・・、実際に競馬が行われてみると傾向の読みづらい難解な結果に(汗)。どうしてそうなったのか理由を突き止めたかったもののコース移動に加えて雨や洋芝の草丈設定の変更も加わったため答えは闇の中・・・とはいえ勝ち馬が通っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころだった。この結果と降ると予報されている雨で悪くなるであろうコンディションを踏まえて考えると「開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬が活躍するのではないか~」と予想したのが先週の5日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・

まぁまぁ予想通りの結果に。

先週の開催5日目、6日目はともに雨。5日目は稍重発表だった馬場も6日目は重まで悪化する程の量が降った。開催2週目の時点ですでに内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなかったが、雨の影響によりこの傾向が顕著化。ハロンごとにおける通過順位だけ見ると逃げ・先行馬、差し・追い込み馬が満遍なく勝ち負けしていたのでコースの内外で有利不利の少ない馬場で競馬が行われていたように見えてしまうのだが、実際はそれらの馬が走っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころ。最内を突いて伸びてきた印象のあったニュージーランドTのジョーストリクトリでさえも坂の手前から馬場の半ばに移動、ゴールするころには3~4分どころを走っていた(汗)。


今週で最終週を迎える第3回中山競馬。

今週末は雨を何とか回避できそうなので先週のように馬場コンディションが悪化した中で競馬が行われるようなことにはならないと思われる。このため馬場コンディションが悪かった先週よりも内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなるハズだが、良馬場で行われた開催4日目の競馬から考えると今週も勝ち負けを争うのは馬場の3~5分どころを走った馬なのではないだろうか。ただしその場所を走れるのが逃げ・先行馬なのか、差し・追い込み馬なのかは不明。普通ならば馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬。しかし、ここまで内ラチ沿いの馬場が悪化してしまうと必ずしも馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬とは限らないからだ。

内ラチ沿いの芝の状態が見た目で分かるくらい明らかに悪く、実際に走っても内ラチ沿いは伸びないと騎手に判断されると逃げ・先行馬も伸びない内ラチ沿いの馬場を避けて走るようになるが、こうなると差し・追い込み馬は内ラチ沿いを避けて通った逃げ・先行馬の更に外を走らされることになってしまう。後ろで競馬をする馬たちも馬場状態が良いところは走れるもののコーナーで外目に張られることとになるので損する距離は何時もよりも多くなるし、例え良い脚で追い込んできたとしても前の馬も状態が良いところを走っているので追い込みきれない可能性が高くなる。

第3回開催は雨に祟られた中山競馬。おかげでコース移動をしてもカバーしきないほど内ラチ沿いの馬場が荒れてしまった芝コースだが、だからと言って「逃げ・先行馬が不利、後ろで差し・追い込み馬が有利」と単純に決めつけてしまうのは危険。開催最終日となる8日目にはクラシック第1弾・皐月賞が行われるが、逃げ・先行馬が勝負どころの4コーナーや最後の直線でどのような進路取りをしているかを皐月賞前までの芝のレースで確認してから馬券を組み立てるのが良いだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

中山競馬場の芝状態(第3回中山5日目前日)について

今週で第3回開催も後半戦。桜は見頃ですが天気が・・・。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~コース変更に雨や草丈の設定などが加わり傾向を読むのが難しい馬場~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。この事を考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬だが、中山競馬場の芝コースは先週の開催3日目からBコースを使用。これによって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる事となる。昨年の当ブログを読み返してみると第2回開催から引き続いてAコースを使用していた第3回開催1週目は「差し・追い込み馬優勢の馬場で競馬がおこなわれていた」とのことだが、コース移動が行われた2週目は「1週目に比べると逃げ・先行馬が活躍したレースが増えた」とのこと。この傾向の変化がコース移動によって引き起こされたのならば、今年もコース移動によって馬場の傾向に変化が現れるのではないか(つまり差し・追い込み馬向きに振れていた馬場傾向に抑止がかるのではないか)~というのが先週の第3回開催3日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果はどうだったかというと・・・

ハズれたのか当たったのか不明(汗)。

開催3日目の4月1日(土)は前日から降り続く雨の影響で馬場コンディションは稍重。この影響もあってか超ドスローだったダービー卿CT以外は差し・追い込み馬が活躍。晴れた翌日の開催4日目の馬場コンディションは8Rから良発表となったが活躍したのは逃げ・先行馬だった。「馬場コンディションが悪化すると荒れた内ラチ沿いの馬場を走らなくて済む差し・追い込み馬が活躍するが、馬場はラチ沿いから乾き始めるので天気が回復すると内ラチ沿いを走れる逃げ・先行馬が活躍する」というのは競馬ファンにとっては常識的な馬場の傾向推移。先週も結果だけ見るとこの傾向推移に当てはまっていた・・・ものの、両日とも勝った馬たちは馬場の3~5分どころを通っていた。つまり「馬場が乾く・乾かない」とか「コース移動によって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる」とか、あまり関係がなかったような気がするのである。


そんな第3回中山競馬も今週で3週目を迎える

・・・が、今週も雨の予報。実際にどのくらいの量が降るか不明なものの中山競馬場の所在する船橋市は木曜日の夜から金曜日の昼過ぎまで既に雨が降っている。これを考えると当日にどのくらいの量の雨が降ろうが降らなかろうが多分に水分を含んだ馬場で競馬が行われるのは間違いないだろう。そのような馬場と先週の結果を踏まえるならば今週も開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬の活躍が見られるのではないか~と予想できる・・・が、色々と不確定要素が多すぎて蓋を開けてみないと分からないのが現在の中山競馬場の芝コース。馬場の傾向から有利な脚質を予想して馬券を組み立てるのであれば、先週の競馬がどうだったかよりは、当日、どんな脚質の馬が活躍しているのかを重視して臨機応変に対応するのが良いだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« March 2017 | Main | September 2017 »