第4回中山競馬7日目前日の芝状態について
早いもので第4回中山競馬も今週で最終週!
今開催の中山競馬場の芝コースは、1年に5回開催のある開催の中で唯一洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の丈は約9センチ~11センチ、開催前半4日目まで内ラチから3メートルのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の4日は内ラチから6メートルのところに仮柵を設けるCコースを使用する。つまり今週もCコース。
~例年と傾向が違う馬場に雨がどのように影響するか~
Bコースで開幕した第4回中山競馬場の芝コースも先週からCコースを使用。このコース替わりで例年ならそれりに後ろで競馬をしていた馬も活躍できるようになるのだが、今年はどうも様子が違う。先週、当ブログで「特にコース替わりの傾向を強く受けるであろう~」と書いた勝浦特別。しかし蓋を開けてみればミスクリアモンが1分7秒4というタイムで逃げ切り勝ち。断然の1番人気に支持されて33秒4の上がりを繰り出したベストロケーションをまったく寄せ付けなかったことを考えると「ミスクリアモンが強すぎた」といえば強すぎたのだが、他のレースを含めて例年よりも速いタイムが出ている事を考えると、今年の馬場は質が違う馬場で、前で競馬をした馬に有利な傾向はコースが替わっても続いているという認識が適当のようだ。
しかし・・・、
そんな極端な高速馬場を主催者側が危惧したのか、今週の芝丈は前3週と比べて約1センチほど長く設定された。そのうえ、中山競馬場の所在している船橋市は金曜日にある程度の量の雨が降った。スプリンターズSの行われる日曜日こそ「晴れ間が見える」という予報となっているものの、この雨は土曜日の昼頃まで断続的に降るという話で、最終週はパンパンの良馬場での開催は難しいだろう。これらを踏まえると、今週こそ差し・追い込み馬もそこそこ活躍でき、タイムも例年通りで落ち着くのではないかと思われる。そうなればタイム勝負を避けたい陣営にとってはこれ以上ない味方となる。「持ちタイムが無いから~」と言って安易に馬券対象外にするのは危険だろう。


待ちに待っていた第4回中山開催。しかし1日目は残念なことに雨。「昼ごろから降り出す」との予報だったのにもかかわらず、午前中にジャカジャカ。この後、雨は正午頃に降り止み馬場状態の表示が変わることはなかったが、9Rの白井特別やメインの紫苑Sなどを見ると少なからずその影響を受けていたと思われる。翌日の2日目(日)は土曜日の夜に降った雨の影響によりやや重で開始。しかし天気は前日と打って変わっての快晴で5レースが始まるころには良に回復。その後に行われた1000万下の初風特別では1分7秒4、メインの京成杯AHは1分32秒1。例年よりも育ちが悪いと言われる芝だが、パンとすればやはりタイムがでる。脚質に関しても少々のハイペースなら逃げ馬が残れる先行馬有利傾向は例年と変わらず。
ただその意識が騎乗するジョッキーにも強く働くとオーバーペース気味に。昨年の2日目は京成杯AHをはじめ、7RのベルモントルパンやレインボーSのオペラブラーボが優勝するなど、調子が良かったり能力があれば差し馬にも出番が出てくる。前で競馬した馬が有利だからと言って、それ以外の馬をアッサリと馬券の対象外にするのは早計だろう。ちなみに、今年の南関東地方は、梅雨明けの発表後10日間ほど愚図ついた天気が続いた。このほか、7月8月を通して猛暑日といわれる35度以上の日がほとんどなかった事などが絡み合い、芝の育ちが遅いと主催者側。しかし、それは前有利の傾向に水を差すほどの事ではないと思われる。


Recent Comments