中山競馬場の芝状態(第3回中山7日目前日)について

気が付けばアッという間に第3回開催も最終週!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~荒れた馬場は仮柵でカバーしきれず。ウイニングロードは3~5分どころ!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。これを考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬。2週目からは使用されるコースもBコースとなり荒れた内ラチ沿いの芝がカバーされるため差し・追い込み馬むきに振れていた馬場の傾向も少しは改善されるかと思っていたのだが・・・、実際に競馬が行われてみると傾向の読みづらい難解な結果に(汗)。どうしてそうなったのか理由を突き止めたかったもののコース移動に加えて雨や洋芝の草丈設定の変更も加わったため答えは闇の中・・・とはいえ勝ち馬が通っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころだった。この結果と降ると予報されている雨で悪くなるであろうコンディションを踏まえて考えると「開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬が活躍するのではないか~」と予想したのが先週の5日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・

まぁまぁ予想通りの結果に。

先週の開催5日目、6日目はともに雨。5日目は稍重発表だった馬場も6日目は重まで悪化する程の量が降った。開催2週目の時点ですでに内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなかったが、雨の影響によりこの傾向が顕著化。ハロンごとにおける通過順位だけ見ると逃げ・先行馬、差し・追い込み馬が満遍なく勝ち負けしていたのでコースの内外で有利不利の少ない馬場で競馬が行われていたように見えてしまうのだが、実際はそれらの馬が走っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころ。最内を突いて伸びてきた印象のあったニュージーランドTのジョーストリクトリでさえも坂の手前から馬場の半ばに移動、ゴールするころには3~4分どころを走っていた(汗)。


今週で最終週を迎える第3回中山競馬。

今週末は雨を何とか回避できそうなので先週のように馬場コンディションが悪化した中で競馬が行われるようなことにはならないと思われる。このため馬場コンディションが悪かった先週よりも内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなるハズだが、良馬場で行われた開催4日目の競馬から考えると今週も勝ち負けを争うのは馬場の3~5分どころを走った馬なのではないだろうか。ただしその場所を走れるのが逃げ・先行馬なのか、差し・追い込み馬なのかは不明。普通ならば馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬。しかし、ここまで内ラチ沿いの馬場が悪化してしまうと必ずしも馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬とは限らないからだ。

内ラチ沿いの芝の状態が見た目で分かるくらい明らかに悪く、実際に走っても内ラチ沿いは伸びないと騎手に判断されると逃げ・先行馬も伸びない内ラチ沿いの馬場を避けて走るようになるが、こうなると差し・追い込み馬は内ラチ沿いを避けて通った逃げ・先行馬の更に外を走らされることになってしまう。後ろで競馬をする馬たちも馬場状態が良いところは走れるもののコーナーで外目に張られることとになるので損する距離は何時もよりも多くなるし、例え良い脚で追い込んできたとしても前の馬も状態が良いところを走っているので追い込みきれない可能性が高くなる。

第3回開催は雨に祟られた中山競馬。おかげでコース移動をしてもカバーしきないほど内ラチ沿いの馬場が荒れてしまった芝コースだが、だからと言って「逃げ・先行馬が不利、後ろで差し・追い込み馬が有利」と単純に決めつけてしまうのは危険。開催最終日となる8日目にはクラシック第1弾・皐月賞が行われるが、逃げ・先行馬が勝負どころの4コーナーや最後の直線でどのような進路取りをしているかを皐月賞前までの芝のレースで確認してから馬券を組み立てるのが良いだろう。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山5日目前日)について

今週で第3回開催も後半戦。桜は見頃ですが天気が・・・。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~コース変更に雨や草丈の設定などが加わり傾向を読むのが難しい馬場~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。この事を考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬だが、中山競馬場の芝コースは先週の開催3日目からBコースを使用。これによって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる事となる。昨年の当ブログを読み返してみると第2回開催から引き続いてAコースを使用していた第3回開催1週目は「差し・追い込み馬優勢の馬場で競馬がおこなわれていた」とのことだが、コース移動が行われた2週目は「1週目に比べると逃げ・先行馬が活躍したレースが増えた」とのこと。この傾向の変化がコース移動によって引き起こされたのならば、今年もコース移動によって馬場の傾向に変化が現れるのではないか(つまり差し・追い込み馬向きに振れていた馬場傾向に抑止がかるのではないか)~というのが先週の第3回開催3日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果はどうだったかというと・・・

ハズれたのか当たったのか不明(汗)。

開催3日目の4月1日(土)は前日から降り続く雨の影響で馬場コンディションは稍重。この影響もあってか超ドスローだったダービー卿CT以外は差し・追い込み馬が活躍。晴れた翌日の開催4日目の馬場コンディションは8Rから良発表となったが活躍したのは逃げ・先行馬だった。「馬場コンディションが悪化すると荒れた内ラチ沿いの馬場を走らなくて済む差し・追い込み馬が活躍するが、馬場はラチ沿いから乾き始めるので天気が回復すると内ラチ沿いを走れる逃げ・先行馬が活躍する」というのは競馬ファンにとっては常識的な馬場の傾向推移。先週も結果だけ見るとこの傾向推移に当てはまっていた・・・ものの、両日とも勝った馬たちは馬場の3~5分どころを通っていた。つまり「馬場が乾く・乾かない」とか「コース移動によって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる」とか、あまり関係がなかったような気がするのである。


そんな第3回中山競馬も今週で3週目を迎える

・・・が、今週も雨の予報。実際にどのくらいの量が降るか不明なものの中山競馬場の所在する船橋市は木曜日の夜から金曜日の昼過ぎまで既に雨が降っている。これを考えると当日にどのくらいの量の雨が降ろうが降らなかろうが多分に水分を含んだ馬場で競馬が行われるのは間違いないだろう。そのような馬場と先週の結果を踏まえるならば今週も開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬の活躍が見られるのではないか~と予想できる・・・が、色々と不確定要素が多すぎて蓋を開けてみないと分からないのが現在の中山競馬場の芝コース。馬場の傾向から有利な脚質を予想して馬券を組み立てるのであれば、先週の競馬がどうだったかよりは、当日、どんな脚質の馬が活躍しているのかを重視して臨機応変に対応するのが良いだろう。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山3日目前日)について

今週で第3回開催は2週目。例年なら見頃ですが今年の桜はまだまだです。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~中山競馬場の芝コースは今週からBコース。フラットに近い馬場に戻る!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。この事を考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われるのが今開催の第3回中山競馬である。

開催は替わったが第3回中山開催は1週目まで前開催の第2回開催から引き続いてAコースを使用する。2日目の日曜日は雨が降るとのことで降り方や量によっては馬場の傾向が変化する可能性も低くはないが、晴れると言われている1日目は馬場の傾向が大きく変化するような事象は思いつかない。第2回最終週は2~3週目に比べれば若干ではあるもののフラット寄りに戻りつつあったような気もしたが、第3回1週目も第2回最終週と似たような「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」で競馬が行われるのではないか~というのが先週の開催1日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

まあまあ予想した通りの結果に。

開催2日目は天気予報通りに朝から雨。5Rの3歳未勝利戦と両国特別で逃げ・先行馬が活躍したが、それらのレースは前半1000mの通過が1分3秒を超えるようなペースだった。前半1000mの通過が1分3秒と言えば普段なら超スローペースだが、例年に比べても今年の中山競馬場の芝コースはパワーが必要の様子。そんなパワーが必要な馬場に朝から降り続いた雨も加わって前半600mが36秒前後、また前半1000mの通過が1分3秒前後という数字を境に活躍する脚質が変化する分水嶺があったようだ。晴れた開催1日目の競馬を振り返ると多くのレースで差し・追い込み馬が優勝したものの2~3着には逃げ・先行馬が残るレースが多かった。この結果から「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場で競馬が行われるのではないか」という見立ては間違っていなかったのではないかと思われる。


そんな中山競馬場の芝コースも今週からBコースを使用する。

このコース移動によって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる事となる。参考までに昨年の第3回2週目を振り返った記事を読み返してみると

~4日目9Rの千葉日報杯でアルマエルナトのが豪快な追い込みを決めたものの、3日目に行われた山吹賞や安房特別などなど先行馬が活躍するレースも有った。極端に逃げ・先行馬有利という訳ではないし外目の馬場が伸びない訳ではない。外も伸びるが内も伸びるので外の馬が伸びてきても先に先頭に立った内の馬を差し切れない感じ~

と書いてあった。ちなみに昨年の第3回開催1週目は「差し・追い込み馬優勢の馬場で競馬がおこなわれていた」とのことなので、それが仮柵によって上記のような結果になったのならば、今年もコース移動によって馬場の傾向に変化があるのではないか(つまり差し・追い込み馬向きに振れていた馬場傾向に抑止がかるのではないか)。

気温が上昇し始める今の時期は芝の成長も早くなるため、たった1週で馬場の傾向が変わることもある。また年によって芝の育成・成長具合も違う。雨が降る・降らないもある。このため競馬が始まってみないと分からないところはあるが(今週から洋芝の草丈は上下限ともに2センチずつ長い設定になっているし)、そのような不確定要素を全て排除して考えるとするならば、コース移動が行われる今週は先週までの「基本的にフラットではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」ではなく「基本的にフラットに近い馬場」で競馬が行われると予想しているのだが・・・。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山1日目前日)について

今週から春の中山競馬最後となる第3回開催開始!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~先週の開催は差し・追い込み馬むきの馬場も緩和してフラット寄りに!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。昨年の第2回開催を振り返ってみても開幕週から差し・追い込み馬が善戦していた印象。このため今年の開幕週も昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」で競馬が行われるだろうと予想したのだが、蓋を開けてみると今年は後ろで競馬をしている馬たちが先に抜け出した逃げ・先行馬を差し切れないというレースが多かった。理由は極端なスローペースになるレースが多かったため・・・だったのだが、2週目や3週目はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど1週目に比べて差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。

とくに3週目は殆どのレースが前半600mで36秒を超える、また前半1000mで1分2秒を超えるスローペースだったにもかかわらず差し・追い込み馬が優勝するなど活躍が目につくいた・・・とはいえ、3週目も2週目と同じく最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた事を考えるとまだ完全に差し・追い込み馬向きの馬場となったわけではない。「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」との見るのが妥当だろう。差し・追い込み馬の活躍が目立つからと言って逃げ・先行馬を考えもせずに切り捨ててしまうのは的中を遠のかせるのではないか~というのが先週の7日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

当たらずも遠からずと言う結果に。

幕張SのキャンベルジュニアやフラワーCのファンディーナのおかげで2・3週目よりも前で競馬をしていた馬が結果を残していたような印象が残ったが、7日目5Rの3歳未勝利戦や12Rの4歳上1000万下、8日目7Rの4歳上500万下、9Rの鎌ヶ谷特別のようにスローペースでも差し・追い込みも決まるレースもあり。家に帰って改めてレースを振り返ってみると現地で受けた印象ほど逃げ・先行馬が活躍していたというわけではなかった。2週目や3週目から極端に馬場の傾向が変化したとまでは言えないだろう。


そんな先週までの第2回開催から引き続いて行われる今週の第3回開催1週目。

開催は替わったが中山競馬場の芝コースは今週までは前開催から引き続きAコースを使用する。2日目の日曜日は雨が降るとのことで降り方や量によっては馬場の傾向が変化する可能性も低くはないが、晴れると言われている明日の1日目は馬場の傾向が大きく変化するような事象は思いつかない。先週の競馬を見ていると2~3週目に比べれば若干ではあるもののフラット寄りに戻りつつあったような気もしたが、今週も先週と似たような「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」で競馬が行われるであろうと考えるのが妥当ではないか。

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中山競馬場の芝状態(第2回中山7日目前日)について

最終週を迎える第2回中山競馬は日・月曜日の変則開催!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。中山記念が行われる1週目からフラワーCが行われる最終週までの全8日間、仮柵を設けないAコースを使用する。


~差し・追い込み馬の活躍目立つも逃げ・先行馬は馬券に絡んでいる!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエクイターフの導入やエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。昨年の第2回開催を振り返っても開幕週から差し・追い込み馬が善戦していた印象。このため今年の開幕週も昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」で競馬が行われるのではないか~と予想したのだが、蓋を開けてみると今年は先に抜け出した逃げ・先行馬を後ろで競馬をしている馬たちが差し切れないレースが多かった。理由は極端なスローペースになるレースが多かったためだが、2週目はスローペースでも差し切りの決まるレースが出現。1週目に比べて差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。

とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、例え差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保して馬券に絡んでいる。この結果から考えると完全に差し・追い込み馬向きとなったわけではないが「どの脚質でも活躍できるフラットな馬場」から「差し・追い込み馬向きの馬場」へ変貌しつつある事は間違いない。そんな2週目を参考にするならば今週もそのレースがスローペースになりそうなメンバー構成でも差し・追い込み馬は無下に扱う事はできないが(だからといって逃げ・先行馬だからといって評価を下げるわけにもいかないが)~、というのが先週、開催5日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったというと・・・

まあまあ予想した通りの結果に。

前で競馬をした馬が勝ちきったのは6日目5Rの3歳未勝利戦、9Rの房総特別、11Rの中山牝馬Sぐらいなもので、5日目5Rの3歳未勝利戦、7Rの3歳500万下、9Rの館山特別、10RのサンシャインS、11RのアネモネS、6日目6Rの3歳500万下、10Rの東風Sで差し・追い込み馬が優勝するなどなど、嫌になるほど活躍が目につくいた(しかもこれらの殆どのレースが前半600mで36秒を超える、また前半1000mで1分2秒を超えるスローペースだった。追い込んできたマジックタイムが先行したトーセンビクトリーを交わせなかった中山牝馬Sは3キロのハンデ差が影響したであろうと考えると、このレースも差し・追い込み馬が勝ちきったレースとして分類していいだろう)。


今週で最終週(4週目)を迎える第2回中山競馬。

荒れたラチ沿いの芝をカバーするような仮柵の移動などが行われていない事を考えれば、差し・追い込みが決まっていた先週の3週目とは打って変わって4週目で逃げ・先行馬が急に活躍しだすとは考えにくい。今週も芝のレースでは差し・追い込み馬の活躍を楽しめるハズ・・・とはいえ、先週も2週目と同じく最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。これを考えるとまだまだ完全に差し・追い込み馬向きの馬場となったわけではなく「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」との見方が妥当。差し・追い込み馬の活躍が目立つからと言って逃げ・先行馬を考えもせずに切り捨ててしまうのは的中を遠のかせるのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第2回中山5日目前日)について

今週で第2回開催も後半戦突入。週末は毎週天気が良くて何よりデス。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。中山記念が行われる1週目からフラワーCが行われる最終週までの全8日間、仮柵を設けないAコースを使用する。


~1週目は届かなかった差し・追い込み馬が勝ちきった2週目。今週は?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエクイターフの導入やエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。昨年の第2回開催を振り返っても開幕週から差し・追い込み馬が善戦していた印象。このため今年の開幕週も昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」で競馬が行われるのではないか~と予想したのだが、蓋を開けてみると今年は先に抜け出した逃げ・先行馬を後ろで競馬をしている馬たちが差し切れないレースが多く昨年よりも差し・追い込み馬の活躍は目立たず。その理由は極端なスローペースのレースが多かったため。

逆の見方をすればペースさえ速くなれば差し・追い込み馬が勝ち切る可能性が高いと言えるので、傾向としては「どんな脚質でも活躍できるフラットに近い馬場」ということになるのかもしれない。今週で2週目を迎える第2回開催。木曜日に降った雨がどれほど影響を残すかは未知数なものの「何が何でも逃げる~」という馬でも居ない限りレースのペースが速くなることはないだろう。先週の傾向を当てはめるのならば今週も差し・追い込み馬より逃げ・先行馬の活躍が目立つのではないか~というのが先週の開催2週目前日にアップしたエントリーだったのだが結果がどうだったかというと・・・

1週目に比べて差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に(汗)。

3日目のオーシャンSや4日目8Rの500万下戦のようにペースが速くなれば差し切りが決まるの当然だが、3日目9Rに行われた黄梅賞や4日目の弥生賞のようにスローペースでも差し切りが決まるレースも出現。開幕週ではスローペースを味方に差し・追い込み馬を抑え込んで勝利を掴んでいた逃げ・先行馬だが2週目はゴール前で差し切られるという逆転現象が起こっていた。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、例え差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保して馬券に絡んでいる。この結果から考えるとまだまだ完全に差し・追い込み馬向きとなったわけではない・・・が、「どの脚質でも活躍できるフラットな馬場」から「差し・追い込み馬向きの馬場」へ変貌しつつある事は間違いないだろう。


今週で3週目を迎える第2回中山開催。

開催も後半戦に突入する今週はそのレースがたとえスローペースになりそうなメンバー構成でも差し・追い込み馬は無下に扱う事はできない・・・が、先週の傾向を当てはめるのならば、逃げ・先行馬が粘り切るのも差し・追い込み馬が届くのもレース次第・馬の能力次第なところがある。逃げ・先行馬だからといって評価を下げるわけにもいかず、差し・追い込み馬だからといって評価を上げるわけにもいかないというジレンマ(つまり馬場の傾向や馬の脚質を馬券購入のための指標の1つとして使いづらい)。どんな脚質の馬が勝つかは走ってみなけりゃわからない。スリリングなレースが見られる事は確かだが、馬券を買う方からしてみればこれほど難解な馬場は無いだろう。

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中山競馬場の芝状態(第2回中山3日目前日)について

今週で第2回開催2週目。晴れると日差しが強くて皮が剥けます。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。中山記念が行われる1週目からフラワーCが行われる最終週までの全8日間、仮柵を設けないAコースを使用する。


~思ったほど差し・追い込みが決まらなかった開催開幕週。今週は・・・?~

今開催となる2017年第2回中山開催は昨年12月に行われた2016年第5回開催以来、2か月ぶりに内ラチに仮柵を設けないAコースを使用する。12月~2月といえば寒さの影響で芝が殆ど育たない時期ではあるものの1月に行われた前開催の第1回中山開催は全日、内ラチから6メートル地点に仮柵を設けるCコースを使用した。つまり仮柵が設けられた部分は2か月間は全く使われていないため厳寒期とはいえラチ沿いの芝は悪化を免れて一定の状態を保持している事になる。このため一昔前までの第2回開催の開幕週は他の開催の開幕週と同じくラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが・・・、エクイターフの導入やエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている~というのが近年の中山競馬場の芝コース。

昨年の第2回開催開幕週を振り返ってみても差し・追い込み馬が善戦していた印象。レース結果を見てみると逃げ・先行馬、差し・追い込み馬がまんべんなく馬券に絡んでいたため「芝の状態はフラットに近かった」ような感じを受けるが、ペースが遅いレースでも差し・追い込み馬が馬券に絡んでいたことを考えれば芝の状態は「いくぶん差し・追い込み馬向きの馬場」だったといえるのではないか。季節がら年によって芝の育ち方がまちまちなため、この時期の開催は蓋を開けてみなければ活躍する脚質は分からないが、今年の第2回中山競馬の開幕週は昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」で競馬が行われるのではないか~というのが開催1日目前日にアップした先週のエントリーだったのだが結果がどうだったかというと・・・。

当たらずも遠からず~といったところ。

今年の場合、1日目6Rに行われた3歳新馬戦や7Rの3歳500万下戦、9Rの水仙賞、2日目9Rの冨里特別などなど極端にスローとなるレースが多かったという事もあるが、先に抜け出した逃げ・先行馬を後ろで競馬をしている馬たちが差し切れないレースが多く、現地で観戦していても昨年の第2回開催開幕週ほどは差し・追い込み馬の活躍を感じる事は無かったが、逆に考えればペースさえ速くなれば差し・追い込み馬が勝ち切る可能性が高い馬場であるとも言えなくもないので傾向としては「どんな脚質でも活躍できるフラットに近い馬場」ということになるのかもしれない(2日目11Rの中山記念はスローペースではあったもののペースが遅かったのはスタートから4F目まで。5F目からゴールまで11秒台のラップが続く底力勝負となったため勝負所でポジションアップできなかった差し・追い込み馬がアペコベに後手を踏んだかたち)。

レースの映像などを見ていると3コーナー過ぎから4コーナーの内ラチ沿いの芝は色が悪く印象は良くないのだが、サクラアンプルールのよな馬もいた事を考えると競走馬からしてみれば走り難くはない模様。今週で2週目を迎える第2回開催。木曜日に降った雨がどれほど影響を残すかは未知数なものの何が何でも逃げる~という馬でも居ない限りレースのペースが速くなることはないだろう。先週の傾向を当てはめるのならば今週も差し・追い込み馬より逃げ・先行馬の活躍が目立つのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第2回中山1日目前日)について

アッという間に第1回東京開催終了!そして第2回中山開催開始!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。中山記念が行われる1週目からフラワーCが行われる最終週までの全8日間、仮柵を設けないAコースを使用する。


~昨年は差し・追い込み馬の活躍も目に付いた開催開幕週。今年は・・・?~

今開催となる2017年第2回中山開催は昨年12月に行われた2016年第5回開催以来、2か月ぶりに内ラチに仮柵を設けないAコースを使用する。12月~2月といえば寒さの影響で芝が殆ど育たない時期ではあるものの1月に行われた前開催の第1回中山開催は全日、内ラチから6メートル地点に仮柵を設けるCコースを使用した。つまり仮柵が設けられた部分は2か月間は全く使われていないため厳寒期とはいえラチ沿いの芝は悪化を免れて一定の状態を保持している事になる。このため一昔前までの第2回開催の開幕週は他の開催の開幕週と同じくラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが・・・、エクイターフの導入やエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている~というのが近年の中山競馬場の芝コース。

昨年の第2回開催開幕週を振り返ってみても差し・追い込み馬が善戦していた印象。

レース結果を見てみると逃げ・先行馬、差し・追い込み馬がまんべんなく馬券に絡んでいたため「芝の状態はフラットに近かった」ような感じを受ける・・・・が、ペースが遅いレースでも差し・追い込み馬が馬券に絡んでいたことを考えれば芝の状態はフラットといよりは「いくぶん差し・追い込み馬向きの馬場」だったといえるのではないか。

とはいえ純粋な差し・追い込みで勝ったのは2日目7Rのスキャットエディと冨里特別のストレンジクォークの2頭。中団や後方で競馬をして勝った他の馬たちは道中にポジションを上げて4コーナーで先行集団に取りつく「捲り」を打っていた(捲りを打たなかった他の差し・追い込み馬は直線で脚を伸ばしても2~3着どまりという印象だった)。


この時期は暖かい日が多い冬だったり寒い日が多い冬だったり、雪が物凄く降った冬だったり雪があまり降らない冬だったりと気温や環境に差が激しいため年によって芝の育ち方はマチマチ。よって活躍する脚質の傾向にも年によって幅がある。ようは「蓋を開けてみなければ活躍する脚質は分からない」ということなのだが、今年の冬は特段、暖かい日が多かったというわけではないものの、特段、寒い日が多かったわけでもなく、積もるような雪も降らなかったので芝の育ちも悪くは無いハズ。ということで第2回中山競馬の開幕週は昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できるフラットに近い馬場」で競馬が行われるのではないか~と考えているのだが・・・。

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中山競馬場の芝状態(第1回中山4日目前日)について

金杯が終わったと思ったらもう第1回中山開催後半戦に(汗)。

今開催の中山競馬場芝コースは前開催の2016年第5回開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6cm~8cm、洋芝は10cm~14cm(洋芝は下限・上限共に昨年の第1回開催と同じ長さ)。コースは中山金杯の行われる1日目からAJCCの行われる最終日までの全7日間、内ラチから6mの場所に仮柵を設けるCコース使用する。


~差し・追い込みは決まるが差し・追い込み馬が有利ではなかった?~

開催2週目までは「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」で競馬が行われていが、開催3週目は突如として馬場の外目を走った馬の伸びが目立つ傾向になった前開催の2016年第5回中山開催。しかし最終週の4週目になると今度は馬場の内目を走った馬の伸びが目立つという傾向にガラリ一変・・・。スローペースで逃げ・先行馬が押し切るのは当たり前だが、差し・追い込み馬に有利なハズのハイペースでも前で競馬をしていた馬が粘りきったり、差し・追い込みが決まったと思ったら内ラチ沿いから強襲をかけた馬だったりと、とにかく外目のコースをとった馬より内目のコースを走った馬の伸びが目立った2016年最後の3日間の開催だった。

そんな前開催から引き続いて行われている今開催の2017年第1回中山開催。上でも書いたように今開催は内ラチから6m地点に仮柵を設けるCコースを使用。前開催の最終週は突然に内目のコースの伸びる馬場状態で競馬が行われる事となったが、今開催はこの地点の芝が仮柵によってカバーされるので再び「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」で競馬が行われるようになるのではないか~というのが開催1日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

当たらずも遠からずと言ったところ。

開催1日目11Rに行われた中山金杯のツクバアズマオー(4歳上・G3・芝2000m)や9Rに行われたジュニアカップのナイトバナレット(3歳・オープン・芝1600m)、12Rのメイショウメイゲツ(4歳上・1000万下・芝1600m)、2日目9Rに行われた寒竹賞のホウオウパフューム(3歳・500万下・芝2000m)、3日目11Rに行われたフェアリーSのライジングリーズン(3歳牝・G3・芝1600m)などなど差し・追い込み馬が鮮やかな勝利をあげていたので差し・追い込み馬有利の馬場なのかと思いがちだが、実際はそうではない。何故なら2日目5Rでルネディが逃げ切り勝ち(3歳・未勝利・芝1600m)を決めたのをはじめ、9Rの迎春Sでミライヘノツバサが2番手から押し切り勝ち(4歳上・1600万下・芝2200m)、12Rでリンクスが逃げ切り勝ち(4歳上・500万下・芝1600m)、3日目10RのサンライズSでワンスインナムーンな逃げ切り勝ち(4歳・1600万下・芝1200m)、12Rでブラックバゴ(4歳上・1000万下・芝2000m)が2番手からの押し切り勝ちと、逃げ・先行馬が活躍したレースも多数あったからだ。

このように現在の中山競馬場の芝コースはレースによって活躍する脚質が極端。

前日は逃げ・先行馬の活躍が目立ったのに翌日は差し・追い込み馬の活躍が目立つとか、前のレースで差し・追い込み馬が活躍したと思ったのに次のレースで逃げ・先行馬が活躍するなど、傾向を把握するのが非常に困難。これほどの振れ幅があるので「どの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場で競馬が行われている」と言えるといえば言えるのだが・・・。感覚からいうとスローペースならば逃げ・先行馬が活躍できるが、少しでもペースが厳しくなるようだと差し・追い込み馬が牙を剥く(それ故にスローペースで差し・追い込みを決めた馬、ハイペースで逃げ・先行押し切りを決めた馬は高い評価を与えられる)。馬券のアプローチとしては馬の人気や能力よりも、そのレースがどのようなペースになるかをまず最初に予想するのが重要になるのではないか。
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中山競馬場の芝状態(第1回中山1日目前日)について

気が付いたら年が明けていて2017年、そしてもう金杯(汗)。

今開催の中山競馬場芝コースは前開催の2016年第5回開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6cm~8cm、洋芝は10cm~14cm(洋芝は下限・上限共に昨年の第1回開催と同じ長さ)。コースは中山金杯の行われる1日目からAJCCの行われる最終日までの全7日間、内ラチから6mの場所に仮柵を設けるCコース使用する。


~突然、前残りイン差しの馬場に変貌して愕然とした前開催の第5回最終週~

4月に行われた第3回開催終了後、9月の第4回開催が始まるまでの約5か月間の休養期間を利用して芝コースの大規模な手入れが行われる中山競馬場。そんな作業を行った後に初めてAコースで競馬が行われるのが12月に行われる前開催の第5回開催。内ラチから3m以内の芝は第4回開催で利用された内ラチから3m以上の芝よりも良好な状態ということで第5回開催は1年でも最も逃げ・先行馬が活躍できるであるハズなのだが・・・それは一昔前まで。理由は開催前に施されるエアレーションと言う馬場を軟化させる作業にあり。この作業によって開幕週の綺麗で荒らされていない素軽い馬場も適度にパワーが必要となるため開幕週にもかかわらず差し・追い込み馬が活躍できる馬場で競馬が行われている~というのが現在の中山競馬場の芝コース。

このエアレーション作業によって今年も差し・追い込み馬も活躍できる馬場状態で開幕した2016年第5回中山開催。開催2週目までは「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」も競馬が行われていたと言えたのだが、3週目は突然の差し・追い込み馬、大・活・躍(汗)。しかし、それには理由があった。理由は差し・追い込み馬が活躍した殆どのレースが平均以上のペースで流れていたためだった(レース前半がスローで流れたにもかかわらず差し・追い込み馬同士で決着したディセンバーSは6F目から急激なペースアップでゴールまでのロングスパート戦となったため)。

差し・追い込み馬が勝つ時は人の目に鮮やかに映るため印象に残りがち。

差し・追い込み馬が2戦続けて勝ち負けすれば差し・追い込み馬向きの馬場だと思ってしまいやすいが、ペースが遅かったレースではしっかりと逃げ・先行馬も活躍しているという点を見逃してはいけないだろう。内ラチ沿いよりも外目の馬場の方が伸びが目立つのは確かで(とはいえ内ラチ沿いが伸びないわけではない)、傾向としてもフラットというよりは差し・追い込み馬向きのに振れているように思える事も確かだが、「差し・追い込み馬天国」とまでは言い切れないのが開催3週目の馬場だった。


そんな3週目の傾向から考えると今週の第5回最終週も逃げ・先行馬よりは差し・追い込み馬の活躍の方が目立つ可能性が高いのではないか(前日に降った雨がどれほど馬場に影響を与えるかは未知数だが)。外目の馬場を通った馬の伸びが目立つこともあり、展開がハマった時の差し・追い込み馬の強さは目を見張るものがあるが、そんな道中は中団、また中団よりも後ろで競馬をするような脚質の馬の中でも3コーナーから捲りを打てるような「長くいい脚を使える馬」は要注意だ~というのが昨年の第5回開催7日の前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・、

まさかまさかの前残り・イン差し馬場に大・変・貌。

スローペースで逃げ・先行馬が押し切るのは当たり前だが、差し・追い込み馬に有利なハズのハイペースでも前で競馬をしていた馬が粘り切ったり、差し・追い込みが決まったと思ったら内ラチ沿いから強襲をかけた馬だったりと、とにかくインコースを走った馬の伸びが目立った最終週の3日間開催だった。年末の大一番・有馬記念はサトノダイヤモンドがゴール直前でキタサンブラックを差し切って優勝したが、馬場を考慮すると2キロ軽かった斤量以上にサトノダイヤモンドの能力が上だったからこそできた芸当のように思われる(もちろんキタサンブラックの強さも認める)。着差はクビ差で接戦のように見えても実際は完勝だったと言っていいレースだったのではないだろうか。
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そんな開催から引き続いて行われる今開催の2017年第1回中山競馬。

上でも書いたように今開催は内ラチから6m地点に仮柵を設けるCコースが使用される。前開催の最終週は突然にインコースの伸びる馬場状態で競馬が行われる事となったが、今開催はこの地点の芝が仮柵によってカバーされるので再び「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある有利不利の少ない馬場」で競馬が行われるようになるのではないか。そのレースがどのようなペースになる予想して馬券を・・・と思うのだが、そもそもこの時期は芝のレース自体が少ない、そして今年は開催日も少ない。芝の傾向を掴む前に開催が終わってしまう可能性もなくもないという気がしないでもない(汗)。

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