中山競馬場の芝状態(第5回中山3日目前日)について

第5回開催も今週で2週目。大きいレースも無いほのぼの開催です。

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。コースはステイヤーズSの行われる1日目(2日)からホープフルSの行われる9日目(28日)まで内ラチから仮柵を設けないAコース使用する。


~差し・追い込み馬も活躍が印象に残らなかった昨年より印象に残らない今年~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年は以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。理由は開催前に施されるエアレーションなどの馬場軟化作業にあり。開幕週の綺麗で荒らされていない馬場もエアレーションによって柔らかくなるため適度にパワーが必要となる。おかげで現在の中山競馬場の芝コースは開幕週にもかかわらず差し・追い込み馬が活躍できるような馬場で競馬が行われている・・・のだが、昨年の第5回開催は一昨年ほど差し・追い込み馬の活躍が目立たなかった。

目立たなかった理由は不明ではあるが、開幕週にもかかわらず「差し・追い込み馬に有利な馬場なのではないか」と錯覚するほどだった一昨年の反動と見るのが妥当だろうか。そう考えると今年の開催も一昨年のように差し・追い込み馬が有利と言えるほど極端な傾向は示さないのではないか~というのが先週の開催1日目前日にアップした馬場の傾向予想だったのだが、どうだったかというと・・・

差し・追い込み馬の活躍が印象に残らなかった昨年よりも印象に残らなかった(汗)。

1日目と2日目の2日間で行われた芝のレースは11レース(全24レース)。その中で純粋な差し・追い込みが決まったのは2日目に行われた市川Sぐらいである。芝で行われた殆どのレースがスローペースだったという理由はあるにはあるのだが、一昨年、そして昨年の傾向から考えると拍子抜けをするぐらい差し・追い込み馬の活躍は目立たなかった(感覚としてはエアレーションなど馬場軟化作業を取り入れる前の開幕週に戻ったような感じ)。その理由を特定するのは難しいがJRAによる発表を見てみるとエアレーションを施したのが「第4回開催終了後」となっている。「第5回開催前」と書かず「第4回開催終了後」と表現している事を考えるとエアレーションを施してから第5回開催までに一定の時間は経っている事が考えられる。このエアレーションを施した時期から時間が経っている事がエアレーションの効果を弱くして差し・追い込み馬の活躍を目立たせなくした原因なのではないだろうか。


今週で2週目を迎える第5回中山開催。

気温が低く芝が育たない季節ということもありレース数はセーブされている。このため1週目と比べて急な馬場の傾向変化も考えにくい。前日に降った雨の影響は少々気になるがちょっとやそっとの雨では音を上げないのが水捌け工事後の中山競馬場芝コース。となると今週も1週目と似たような傾向を示すのではないか。唯一、差し・追い込みが決まった市川Sは、道中、11秒台前半のラップが続く淀みのない流れだった。これを考えると今週もよほどペースが厳しくならない限り差し・追い込み馬が躍動する姿を見るのは難しいか。「どの脚質が活躍するか」についての鍵を握っているのはペースの速い・遅いである事は確かだが、折り合い重視の近年の競馬を考えるとハイペースになることの方が稀。後方で脚を溜める馬よりは前々でレースの流れに乗れる馬に目が行ってしまうのは仕方が無い事なのかもしれない。

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中山競馬場の芝状態(第5回中山1日目前日)について

気が付いたらもう12月。一年、本当にあっという間ですね(汗)。

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。コースはステイヤーズSの行われる1日目(2日)からホープフルSの行われる9日目(28日)まで内ラチから仮柵を設けないAコース使用する。


~差し・追い込み馬も活躍したが一昨年ほどの印象は残らなかった昨年~

4月に行われた第3回開催終了後、第4回開催が始まるまでの約5か月間の休養期間を利用して芝コースの大規模な手入れが行われる中山競馬場。そんな作業を行った後に初めて行われる開催が9月に行われる第4回開催であるが、この開催で使われるコースはBとC(前半5日が内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコース、後半4日が内ラチから6m地点に仮柵を設けるCコース)。その後、2か月の東京開催を経て12月に中山で行われるのが今開催の第5回開催だ。この第5回開催は上記したように開幕週から最終週まで仮柵を設けないAコースで行われる。つまり芝の大規模な手入れが行われて以降、初めてAコースを使用する開催となる。内ラチから3m地点までの芝は最高の状態であるため中山競馬場の芝コースにとって新年にあたる第4回開催よりも逃げ・先行馬有利となる可能性さえあると言える開催なのだ。

ということで・・・

今開催も前半4日目ぐらいまではラチ沿いを走れる逃げ・先行馬が活躍するのは明らかのハズ。どんなクラスのレースでも逃げ・先行馬有利のレース乱発となるハズ・・・だったのは一昔前まで。何故ならここ数年は開幕週から差し・追い込み馬が活躍するという結果が出ているから。理由は開催前に施されるエアレーションなどの馬場軟化作業にあり。開幕週の綺麗で荒らされていない馬場もエアレーションにより適度にパワーが必要となる。おかげで現在の中山競馬場の芝コースは開幕週にもかかわらず差し・追い込み馬が活躍できるような馬場で競馬が行われているのだが、昨年の第5回開催は一昨年ほど差し・追い込み馬の活躍が目立たなかった。

ここで間違えてはいけないのは「差し・追い込み馬が活躍できい訳では無い」こと。

例えばレイデオロが優勝した1日目9Rの葉牡丹賞(芝2000mの2歳500万下戦)やグレーターロンドンが優勝した12R(芝1600mの3歳上1000万下戦)、ハツガツオが優勝した2日目12R(芝2500mの3歳上1000万下戦)などなど直線一気が決まったレースが多数あった・・・のだが「下手をすると差し・追い込み馬に有利な馬場なのではないか」と錯覚するほどだった一昨年と比べると昨年の開幕週はそこまで深く印象に残らなかった。直線一気で勝利を決めた馬も後にダービーを勝つ事となるレイデオロや安田記念で4着となるグレーターロンドンだったということを考えると、勝ちきったのは「能力があったからこそ」と言えるのかもしれない。

理由はよく分からないが、開幕週にもかかわらず「差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」というよりは「差し・追い込み馬に有利な馬場なのではないか」と錯覚するほどだった一昨年の反動と見るのが妥当だろうか。そう考えると今年の場合も開幕週から差し・追い込み馬が活躍できる馬場で開催される・・・とは思われるが、一昨年のように差し・追い込み馬が有利と言えるほど極端な傾向は示さないのではないか。「とりあえず開幕週だから」と言ってやみくもに逃げ・先行馬を買い続けるのは危険。だからといって何も考えず差し・追い込み馬を狙うのも危険。開幕週といえども馬の能力やクラス、レースのペースを予想したうえで一番勝利に近いであろう脚質の馬をピックアップするのが馬券における正しいアプローチとなるのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山8日目前日)について

あっという間に第4回中山開催も最終週。びびります。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の草丈は約12~14cm。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~殆どのレースはスロー。このような展開だと後ろの馬は捲れないと厳しい~

4月に行われた第3回中山競馬終了後、約5カ月の休養を経て開催される第4回中山競馬。中山競馬場の芝コースは競馬の行われなかった約5カ月間を利用して野芝の間に生やしていた洋芝を撤去し、痛みの激しかった芝を張り替えるなど大がかりな整備を行うのだが、第4回開催はそんな大がかりな整備を行って初めて行われる開催だから芝のコンディションは内外共に絶好の状態。当然、コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬が有利。現に一昔前はそうだった・・・のだが、そうでもないのが近年の傾向。理由はエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により一昔前は逃げ・先行馬が圧倒的に有利だった開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースだ。

このような馬場では開幕週から「ペースが遅ければ逃げ・先行馬が、ペースが速ければ差し・追い込み馬が活躍できるという、ペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場」で競馬が行われることとなるのだが、今年の開幕週はスローペースでも差し・追い込み馬が活躍するレースがあった。理由は中山競馬場の名物、ゴール手前にある心臓破りの坂で脚色が鈍らずスピードを持続する馬、もしくは坂関係なくゴールまで加速して走っている馬が多かったから・・・だが、2週目になるとそのような傾向も緩和。スローペースのレースでは開催1週目ほど差し・追い込み馬がぶっこみが少なく逃げ・先行馬が活躍する本来の姿に戻りつつあった。


このような傾向で迎えた先週の開催3週目。

全体的にスローで展開するレースが多かったため逃げ・先行馬の活躍が目立った。ハイペースになるレース殆ど無かったためハイペースになって差し・追い込み馬が活躍できるかはハッキリしないところだが、超スローペースで展開したオールカマーで逃げて4着となったマイネルミラノの35秒0という上がりと、差してきて5着となったショウナンバッハの33秒5という上がりのタイム差を考えると、ペースが速くなれば差し・追い込み馬が活躍できるであろうと推測はできる。このことから「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場」で競馬が行われていたと考えても良いだろう。

第4回中山開催は今週で最終週を迎える。先週からCコースとなった中山競馬場の芝コースはJRAの発表によると「3~4コーナーの内側が少し痛んできた」とのことだが、7日目5Rに行われた新馬戦やメインのオールカマーでイン差しが決まったことを考えると脚質で有利・不利が出るほどの痛みではないハズ。今週も前週に引き続いて「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場」で競馬が行われるのではないか。問題はハイペースで流れるレースが殆ど無いこと。結果として逃げ・先行馬の活躍が目立つこととなっているが、このようなペースが多い中で差し・追い込み馬を狙うとするのならば勝負所でポジションを上げられる馬。よほどペースが速くならなければ最後の直線だけで追い込むような形の馬は厳しいとみている・・・が、果たして。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山6日目前日)について

第4回開催も今週から後半戦。24日はフリーパスの日!

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の草丈は約12~14cm。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~開催2週目はペース次第でどの脚質にもチャンスのあるであろう馬場に~

4月に行われた第3回中山競馬終了後、約5カ月の休養を経て開催される第4回中山競馬。中山競馬場の芝コースは競馬の行われなかった約5カ月間を利用して野芝の間に生やしていた洋芝を撤去し、痛みの激しかった芝を張り替えるなど大がかりな整備を行うのだが、第4回開催はそんな大がかりな整備を行って初めて行われる開催だから芝のコンディションは内外共に絶好の状態。当然、コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬が有利。現に一昔前はそうだった・・・のだが、そうでもないのが近年の傾向。理由はエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により一昔前は逃げ・先行馬が圧倒的に有利だった開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースである。

このような馬場では開幕週からペースが遅ければ逃げ・先行馬が、ペースが速ければ差し・追い込み馬が活躍できる「ペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場」で競馬が行われることとなるのだが、今年の場合は少し違う傾向。理由はスローペースでも差し・追い込み馬が活躍するレースがあったから。つまりどんな脚質でもチャンスはあったが「ペース次第で~」という話ではなかったのである。

最後の直線半ばに中央競馬随一の急坂が潜んでいる中山コースでは坂の影響により、よほど極端な瞬発力勝負にでもならない限り上がり3Fのうち最後の1Fは他の2Fに比べてタイムが落ちるのが一般的なのだが、今年の場合、極端な瞬発力勝負でなくても2F目と同等か、2F目よりも早いタイムが計測されるレースが多かった。つまり坂があるにもかかわらず坂で脚色が鈍らずゴールまでスピードを持続、もしくは坂関係なくゴールまで加速して走っている馬が多かったということになる。これがスローペースにもかかわらず差し・追い込みが決まった理由と思われる。


そんな少し特殊な馬場で開幕した今年の第4回開催も先週で2週目。雨の影響で重馬場までコンディションが落ち込んだ4日目(日曜日)を除いた3日目と5日目のレースを見てみると、やはり最後の直線に潜む急坂を気にせずに突っ込んでくるような差し・追い込み馬もおり1週目と似たような傾向を示していたと言える・・・が、1週目ほど極端ではなかったように感じる。ハイペースになるレースが少なかったので何とも言えないところはあるが、スローペースのレースでは開催1週目ほど差し・追い込み馬がぶっこみが少なく概ね逃げ・先行馬が活躍していた事を考えると「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場」で競馬が行われていたと言えるかもしれない。


今週で3週目を迎える第4回中山開催。

開催は後半戦に入るため芝の荒れ方が気になり始めるところだが、コース移動により今週からCコースを使用するため芝の状態悪化で有利・不利を受けるような脚質は少ないと思われる。ということで今週も先週と似たような「ペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場」で競馬が行われるのではないか。ハイペースになるレースが稀である事を考えると、とりあえず逃げ・先行馬に重きをおいておき、3コーナー手前から自分で動いて捲りを打てるような差し・追い込み馬に注意を払うというスタンスが基本的な予想のアプローチとなるのではないか・・・とは思っているものの、予想がつかないのが金曜日の夜から土曜日の朝に降るという雨の量。雨の降る量にによっては馬場の傾向が変化して土曜日は差し・追い込み馬優勢になる可能性もある。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山3日目前日)について

第4回開催も2週目。今週は3日間開催ですが台風が気になりますね。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の草丈は約12~14cm。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~気を抜いていると坂でもラップを落とさずぶっ込んでくる差し・追い込み馬あり~

4月に行われた第3回中山競馬終了後、約5カ月の休養を経て開催される第4回中山競馬。中山競馬場の芝コースは競馬の行われなかった約5カ月間を利用して野芝の間に生やしていた洋芝を撤去し、痛みの激しかった芝を張り替えるなど大がかりな整備を行うのだが、第4回開催はそんな大がかりな整備を行って初めて行われる開催だから芝のコンディションは内外共に絶好の状態。当然、コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬が有利。現に一昔前はそうだった・・・のだが、そうでもないのが近年の傾向。理由はエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により一昔前は逃げ・先行馬が圧倒的に有利だった開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースである。

一昨年こそ差し・追い込み馬が圧倒的に優勢な傾向を示したが、台風と台風によって刺激された秋雨前線が週中に降らせた多量の雨によってエアレーションの効果が増幅されてしまったから(だと思われる)。開幕直前に雨のそれほど降らなかった昨年は逃げ・先行馬が活躍するレースもあれば差し・追い込み馬が活躍レースもあるなど「ペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場」で開催されていた。ということで今年の第4回開催の開幕週も基本的にはペース次第でどの脚質の馬にもチャンスのあるフラットな馬場で競馬が行われるだろうのではないか~というのが先週の開催1日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・

当たらずも遠からずと言ったところ(汗)。

先週の開催を振り返ってみると未勝利戦や新馬戦では逃げ・先行馬が活躍するレースが多かったが、1日目のメイン・紫苑Sや2日目のメイン・京成杯AHのように差し・追い込み馬も活躍するレースもありで「どんな脚質でもチャンスのある馬場」で競馬が行われていたことは確か。それでは何故に「当たらずも遠からず」なのか。理由はスローペースでも差し・追い込み馬が活躍するレースがあったから。つまりどんな脚質でもチャンスはあったが「ペース次第で~」という単純な話では無かったと言うこと。

最後の直線半ばに中央競馬随一の急坂が潜んでいる中山コース。この坂の影響により中山競馬場で行われるレースはよほど極端な瞬発力勝負にでもならない限り上がり3F(ゴールまで残り600m)のうち最後の1F(ゴールまで200m)は他の2Fに比べてタイムが落ちるのが一般的なのだが、今年の場合、極端な瞬発力勝負でなくても2F目(ゴールまで400m~200m目)と同等か、2F目よりも早いタイムが計測されるレースが多かった。つまり坂があるにもかかわらず坂で脚色が鈍らずゴールまでスピードを持続、もしくは坂関係なくゴールまで加速して走っている馬が多かったということになる。これがスローペースにもかかわらず差し・追い込みが決まった理由であろうと思われるのだが、レースを観る側からすればペースが遅ければ逃げ・先行馬が活躍するという考えに基づいて予想を組み立てているのだから違和感を覚える。


今週で2週目を迎える第4回中山開催。

開催はまだ1週しか終わっておらずコース移動も無いため、今週も先週と同じような馬場で競馬が行われるだろう。京成杯AHを観るにレースがハイペースになれば逃げ・先行馬が活躍するのは難しい事を考えると、購入するレースのペース予想が難しい時はとりあえず逃げ・先行馬に重きをおいておき、3コーナー手前から自分で動いて捲りを打てるような差し・追い込み馬に注意を払うというスタンスが基本的な予想の組み立て方となるであろう・・・と思うのだが、そう簡単にはいかせてくれないのは雨。

通常、稍重程度の雨ならば逃げ・先行馬に有利に働くが、重まで落ち込むほどの雨が降ると差し・追い込み馬に有利に。不良まで行くと一周回って逃げ・先行馬に有利に働くというのが芝コースの傾向なのだが・・・。今回、降ると言われている雨は台風と台風に刺激された秋雨前線によるもの。どれほどの量が降るか予想がつかない現時点では馬場がどのような傾向を示すか検討がつかないというのが本音である。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山1日目前日)について

気がつけば秋の中山開催。時の流れが速くてビビります(汗)。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる。野芝の草丈は約12~14cm。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~基本的にフラットだが雨の影響が残れば差し・追い込み優勢の馬場かも!?

4月に行われた第3回中山競馬終了後、約5カ月の休養を経て開催されるのが今開催の第4回中山競馬。中山競馬場の芝コースは競馬の行われなかった約5カ月間を利用して野芝の間に生やしていた洋芝を撤去し、痛みの激しかった芝(バックストレッチや1~4コーナー、ホームストレッチの内側など)を張り替えるなど大がかりな整備を行う。1月に新年を迎え12月に年末を迎える私たちの生活のように中山競馬場の芝コースにも1年があって年始と年末があるのだが、年末にあたるのが前開催の第3回開催で年始にあたるのが大がかりな整備を行って初めて行われる第4回開催なのだ。そんな中山競馬場の芝と芝コースにおいて年始となる開催の開幕週だから芝のコンディションは内外共に絶好の状態。当然、コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬が有利のような気もするのだが、そうでもないのが近年の傾向。

その理由はエアレーションなどによる馬場の軟化作業。

この作業を開催前に施す事により一昔前は逃げ・先行馬が圧倒的に有利だった開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースである。昨年の傾向を見てみると1日目9Rに行われた3歳500万下のアスター賞や2日目1Rに行われた2歳未勝利戦、同日5Rに行われた2歳新馬戦のように逃げ・先行馬が活躍するレースもあったものの1日目2Rに行われた2歳未勝利戦や同日11Rに行われた紫苑S、2日目11Rに行われた京成杯AHのように差し・追い込み馬が活躍レースもあるなど逃げ・先行馬が絶対的に有利というわけではなく「ペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場」で開催されていた。

ちなみに・・・、2Rのクラウンスカイ(2歳未勝利戦)、5Rのレッドリュンヌ(2歳新馬戦)、6Rのハッピームーン(3歳未勝利戦)、11R紫苑Sのクインズミラーグロ(3歳牝オープン)、2日目2Rのガーネットバローズ(2歳未勝利戦)や11R京成杯AHのフラアンジェリコ(3歳上G3)などなど差し・追い込み馬が圧倒的に優勢だった一昨年は極端な傾向を示したが、台風と台風によって刺激された秋雨前線が週中に降らせた多量の雨によってエアレーションの効果が増幅されてしまったからだと思われる。


中山競馬場が所在する船橋市は火曜日の夜から木曜日の夜まで雨。

断続的に降ったため量としてはそれほど多くはならなかったものの、時間にしてみると長かったので例え良馬場との発表だったとしても影響は残すかもしれない(特に初日)。今年の第4回開催の開幕週も「基本的にはペース次第でどの脚質の馬にもチャンスのあるフラットな馬場で競馬が行われるだろう」とは予想しているが、週中に降った雨の影響が残っているようだとフラットと言うよりは差し・追い込み馬に優勢な傾向を示す可能性がある。開幕週とはいえ差し・追い込み馬には注意が必要だ。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山7日目前日)について

気が付けばアッという間に第3回開催も最終週!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~荒れた馬場は仮柵でカバーしきれず。ウイニングロードは3~5分どころ!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。これを考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬。2週目からは使用されるコースもBコースとなり荒れた内ラチ沿いの芝がカバーされるため差し・追い込み馬むきに振れていた馬場の傾向も少しは改善されるかと思っていたのだが・・・、実際に競馬が行われてみると傾向の読みづらい難解な結果に(汗)。どうしてそうなったのか理由を突き止めたかったもののコース移動に加えて雨や洋芝の草丈設定の変更も加わったため答えは闇の中・・・とはいえ勝ち馬が通っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころだった。この結果と降ると予報されている雨で悪くなるであろうコンディションを踏まえて考えると「開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬が活躍するのではないか~」と予想したのが先週の5日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・

まぁまぁ予想通りの結果に。

先週の開催5日目、6日目はともに雨。5日目は稍重発表だった馬場も6日目は重まで悪化する程の量が降った。開催2週目の時点ですでに内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなかったが、雨の影響によりこの傾向が顕著化。ハロンごとにおける通過順位だけ見ると逃げ・先行馬、差し・追い込み馬が満遍なく勝ち負けしていたのでコースの内外で有利不利の少ない馬場で競馬が行われていたように見えてしまうのだが、実際はそれらの馬が走っていたのはどのレースも馬場の3~5分どころ。最内を突いて伸びてきた印象のあったニュージーランドTのジョーストリクトリでさえも坂の手前から馬場の半ばに移動、ゴールするころには3~4分どころを走っていた(汗)。


今週で最終週を迎える第3回中山競馬。

今週末は雨を何とか回避できそうなので先週のように馬場コンディションが悪化した中で競馬が行われるようなことにはならないと思われる。このため馬場コンディションが悪かった先週よりも内ラチ沿いを走った馬の伸びは良くなるハズだが、良馬場で行われた開催4日目の競馬から考えると今週も勝ち負けを争うのは馬場の3~5分どころを走った馬なのではないだろうか。ただしその場所を走れるのが逃げ・先行馬なのか、差し・追い込み馬なのかは不明。普通ならば馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬。しかし、ここまで内ラチ沿いの馬場が悪化してしまうと必ずしも馬場の3~5分どころを走れるのは差し・追い込み馬とは限らないからだ。

内ラチ沿いの芝の状態が見た目で分かるくらい明らかに悪く、実際に走っても内ラチ沿いは伸びないと騎手に判断されると逃げ・先行馬も伸びない内ラチ沿いの馬場を避けて走るようになるが、こうなると差し・追い込み馬は内ラチ沿いを避けて通った逃げ・先行馬の更に外を走らされることになってしまう。後ろで競馬をする馬たちも馬場状態が良いところは走れるもののコーナーで外目に張られることとになるので損する距離は何時もよりも多くなるし、例え良い脚で追い込んできたとしても前の馬も状態が良いところを走っているので追い込みきれない可能性が高くなる。

第3回開催は雨に祟られた中山競馬。おかげでコース移動をしてもカバーしきないほど内ラチ沿いの馬場が荒れてしまった芝コースだが、だからと言って「逃げ・先行馬が不利、後ろで差し・追い込み馬が有利」と単純に決めつけてしまうのは危険。開催最終日となる8日目にはクラシック第1弾・皐月賞が行われるが、逃げ・先行馬が勝負どころの4コーナーや最後の直線でどのような進路取りをしているかを皐月賞前までの芝のレースで確認してから馬券を組み立てるのが良いだろう。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山5日目前日)について

今週で第3回開催も後半戦。桜は見頃ですが天気が・・・。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~コース変更に雨や草丈の設定などが加わり傾向を読むのが難しい馬場~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。この事を考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われているのが今開催の第3回中山競馬だが、中山競馬場の芝コースは先週の開催3日目からBコースを使用。これによって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる事となる。昨年の当ブログを読み返してみると第2回開催から引き続いてAコースを使用していた第3回開催1週目は「差し・追い込み馬優勢の馬場で競馬がおこなわれていた」とのことだが、コース移動が行われた2週目は「1週目に比べると逃げ・先行馬が活躍したレースが増えた」とのこと。この傾向の変化がコース移動によって引き起こされたのならば、今年もコース移動によって馬場の傾向に変化が現れるのではないか(つまり差し・追い込み馬向きに振れていた馬場傾向に抑止がかるのではないか)~というのが先週の第3回開催3日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果はどうだったかというと・・・

ハズれたのか当たったのか不明(汗)。

開催3日目の4月1日(土)は前日から降り続く雨の影響で馬場コンディションは稍重。この影響もあってか超ドスローだったダービー卿CT以外は差し・追い込み馬が活躍。晴れた翌日の開催4日目の馬場コンディションは8Rから良発表となったが活躍したのは逃げ・先行馬だった。「馬場コンディションが悪化すると荒れた内ラチ沿いの馬場を走らなくて済む差し・追い込み馬が活躍するが、馬場はラチ沿いから乾き始めるので天気が回復すると内ラチ沿いを走れる逃げ・先行馬が活躍する」というのは競馬ファンにとっては常識的な馬場の傾向推移。先週も結果だけ見るとこの傾向推移に当てはまっていた・・・ものの、両日とも勝った馬たちは馬場の3~5分どころを通っていた。つまり「馬場が乾く・乾かない」とか「コース移動によって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる」とか、あまり関係がなかったような気がするのである。


そんな第3回中山競馬も今週で3週目を迎える

・・・が、今週も雨の予報。実際にどのくらいの量が降るか不明なものの中山競馬場の所在する船橋市は木曜日の夜から金曜日の昼過ぎまで既に雨が降っている。これを考えると当日にどのくらいの量の雨が降ろうが降らなかろうが多分に水分を含んだ馬場で競馬が行われるのは間違いないだろう。そのような馬場と先週の結果を踏まえるならば今週も開催3日目と同じような馬場の3~5分どころを通った差し・追い込み馬の活躍が見られるのではないか~と予想できる・・・が、色々と不確定要素が多すぎて蓋を開けてみないと分からないのが現在の中山競馬場の芝コース。馬場の傾向から有利な脚質を予想して馬券を組み立てるのであれば、先週の競馬がどうだったかよりは、当日、どんな脚質の馬が活躍しているのかを重視して臨機応変に対応するのが良いだろう。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山3日目前日)について

今週で第3回開催は2週目。例年なら見頃ですが今年の桜はまだまだです。

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~中山競馬場の芝コースは今週からBコース。フラットに近い馬場に戻る!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。今年の第2回開催も開幕週こそスローペースのレースが多くて逃げ・先行馬の活躍が目立ったが、2週目以降はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ、最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた。この事を考えると「差し・追い込み馬優勢」というよりは「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」というニュアンスの馬場で競馬が行われていたと言えるだろう。

そんな開催から引き続いて行われるのが今開催の第3回中山競馬である。

開催は替わったが第3回中山開催は1週目まで前開催の第2回開催から引き続いてAコースを使用する。2日目の日曜日は雨が降るとのことで降り方や量によっては馬場の傾向が変化する可能性も低くはないが、晴れると言われている1日目は馬場の傾向が大きく変化するような事象は思いつかない。第2回最終週は2~3週目に比べれば若干ではあるもののフラット寄りに戻りつつあったような気もしたが、第3回1週目も第2回最終週と似たような「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」で競馬が行われるのではないか~というのが先週の開催1日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

まあまあ予想した通りの結果に。

開催2日目は天気予報通りに朝から雨。5Rの3歳未勝利戦と両国特別で逃げ・先行馬が活躍したが、それらのレースは前半1000mの通過が1分3秒を超えるようなペースだった。前半1000mの通過が1分3秒と言えば普段なら超スローペースだが、例年に比べても今年の中山競馬場の芝コースはパワーが必要の様子。そんなパワーが必要な馬場に朝から降り続いた雨も加わって前半600mが36秒前後、また前半1000mの通過が1分3秒前後という数字を境に活躍する脚質が変化する分水嶺があったようだ。晴れた開催1日目の競馬を振り返ると多くのレースで差し・追い込み馬が優勝したものの2~3着には逃げ・先行馬が残るレースが多かった。この結果から「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場で競馬が行われるのではないか」という見立ては間違っていなかったのではないかと思われる。


そんな中山競馬場の芝コースも今週からBコースを使用する。

このコース移動によって状態が悪くなっていたラチ沿いの芝が仮柵によってカバーされる事となる。参考までに昨年の第3回2週目を振り返った記事を読み返してみると

~4日目9Rの千葉日報杯でアルマエルナトのが豪快な追い込みを決めたものの、3日目に行われた山吹賞や安房特別などなど先行馬が活躍するレースも有った。極端に逃げ・先行馬有利という訳ではないし外目の馬場が伸びない訳ではない。外も伸びるが内も伸びるので外の馬が伸びてきても先に先頭に立った内の馬を差し切れない感じ~

と書いてあった。ちなみに昨年の第3回開催1週目は「差し・追い込み馬優勢の馬場で競馬がおこなわれていた」とのことなので、それが仮柵によって上記のような結果になったのならば、今年もコース移動によって馬場の傾向に変化があるのではないか(つまり差し・追い込み馬向きに振れていた馬場傾向に抑止がかるのではないか)。

気温が上昇し始める今の時期は芝の成長も早くなるため、たった1週で馬場の傾向が変わることもある。また年によって芝の育成・成長具合も違う。雨が降る・降らないもある。このため競馬が始まってみないと分からないところはあるが(今週から洋芝の草丈は上下限ともに2センチずつ長い設定になっているし)、そのような不確定要素を全て排除して考えるとするならば、コース移動が行われる今週は先週までの「基本的にフラットではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」ではなく「基本的にフラットに近い馬場」で競馬が行われると予想しているのだが・・・。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山1日目前日)について

今週から春の中山競馬最後となる第3回開催開始!

今開催の中山競馬場の芝コースは前開催同様、冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。日経賞が行われる1週目はAコースを使用、ダービー卿CTが行われる3日目(2週目)から皐月賞が行われる最終週の8日目(4週目)までの6日間は内ラチから3m地点に仮柵を設けるBコースが使用される予定。


~先週の開催は差し・追い込み馬むきの馬場も緩和してフラット寄りに!?~

一昔前までの開催開幕週といえばラチ沿いを走る事のできる逃げ・先行馬が幅を利かせていたのだが、近年はエアレーションの効果などにより以前ほど極端な傾向を示さなくなっている中山競馬場の芝コース。昨年の第2回開催を振り返ってみても開幕週から差し・追い込み馬が善戦していた印象。このため今年の開幕週も昨年と同じような「開幕週から差し・追い込み馬でも活躍できる馬場」で競馬が行われるだろうと予想したのだが、蓋を開けてみると今年は後ろで競馬をしている馬たちが先に抜け出した逃げ・先行馬を差し切れないというレースが多かった。理由は極端なスローペースになるレースが多かったため・・・だったのだが、2週目や3週目はスローでも差し切りの決まるレースが出現するなど1週目に比べて差し・追い込み馬の活躍が目立つ結果に。

とくに3週目は殆どのレースが前半600mで36秒を超える、また前半1000mで1分2秒を超えるスローペースだったにもかかわらず差し・追い込み馬が優勝するなど活躍が目につくいた・・・とはいえ、3週目も2週目と同じく最後の直線だけで前の馬をゴボウ抜くような極端な追い込みは決まりにくく、差し切られたとしても逃げ・先行馬は2~3着を確保していた事を考えるとまだ完全に差し・追い込み馬向きの馬場となったわけではない。「基本的にフラットな馬場ではあるものの差し・追い込み馬むきの傾向へ振れている」との見るのが妥当だろう。差し・追い込み馬の活躍が目立つからと言って逃げ・先行馬を考えもせずに切り捨ててしまうのは的中を遠のかせるのではないか~というのが先週の7日目前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

当たらずも遠からずと言う結果に。

幕張SのキャンベルジュニアやフラワーCのファンディーナのおかげで2・3週目よりも前で競馬をしていた馬が結果を残していたような印象が残ったが、7日目5Rの3歳未勝利戦や12Rの4歳上1000万下、8日目7Rの4歳上500万下、9Rの鎌ヶ谷特別のようにスローペースでも差し・追い込みも決まるレースもあり。家に帰って改めてレースを振り返ってみると現地で受けた印象ほど逃げ・先行馬が活躍していたというわけではなかった。2週目や3週目から極端に馬場の傾向が変化したとまでは言えないだろう。


そんな先週までの第2回開催から引き続いて行われる今週の第3回開催1週目。

開催は替わったが中山競馬場の芝コースは今週までは前開催から引き続きAコースを使用する。2日目の日曜日は雨が降るとのことで降り方や量によっては馬場の傾向が変化する可能性も低くはないが、晴れると言われている明日の1日目は馬場の傾向が大きく変化するような事象は思いつかない。先週の競馬を見ていると2~3週目に比べれば若干ではあるもののフラット寄りに戻りつつあったような気もしたが、今週も先週と似たような「基本的にフラットではあるが差し・追い込み馬むきの傾向へ振れてきている馬場」で競馬が行われるであろうと考えるのが妥当ではないか。

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