中山競馬場の芝状態(第1回中山3日目前日)について

第1回開催も今週で2週目。今週は成人の日を利用した3日間開催。

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。2018年の夏場から発表されるようになった含水率は土曜日午前の時点でゴール前が11・9%、4コーナーが11・4%。先週と同じぐらいの含水率で稍重に近い良馬場)。コースは金杯の行われる1日目(5日)からAJCCの行われる9日目(26日)まで内ラチから3mの地点に仮柵を設けるCコース使用する。


~レースによっては差し・追い込みも決まるが前の馬の活躍が目立った1週目~

2年前の2017年や前年の2018年は差し・追い込み馬よりも逃げた馬、先行した馬が活躍。そんな近2年と似たような馬場傾向で競馬が始まった前開催の2019年第5回中山競馬・・・とはいえ、気温が低くて芝の育成が止まってしまう厳寒期の開催。そんな馬場で始まっても開催が進めば差し・追い込み馬が活躍できるような傾向に振れていくのではないか~と考えていたのだが、昨年の第5回は開催が進んでも進んでも差し・追い込み馬が活躍できるような傾向にはなりきれず(もちろん逃げ・先行馬に有利というほど極端ではなかったが)。有馬記念はアエロリットがビュンビュン飛ばした影響で差し・追い込み馬が台頭。開催最終日となった28日も差し・追い込み馬が存在感は示したものの開催全体を振り返ってみると前で競馬をした馬の活躍が目立った。そんな第5回からの連続開催が今開催の2020年第1回中山競馬である。

今開催は例年通り開幕1週目から最終日まで内ラチから6メートル地点に仮柵を設けるCコースを使用するが、このコース移動によって差し・追い込み馬の向きになりかけていた馬場に一定の歯止めが掛かったのが昨年の第1回開催だった。上記したように昨年の第5回開催は開催が進んでも差し・追い込み馬に向いた馬場にはなりきれなかった。これを考えると、今年の2020年第1回開催の開幕週は昨年の2019年の開幕週よりも逃げ・先行馬の活躍が目立つのではないか~と予想してアップしたのが先週の開催前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

まあまあ当たり。

開催2日間で行われた芝のレースは全24レース中9レース。その内の一つである2日目のメイン・カーバンクルS(芝1200m)で豪快な追い込みが決まったりするものだから差し・追い込み馬向きの馬場であるかのような錯覚に陥りやすいが、他の芝レースの多くは前で競馬をした馬が勝ち負けをしていた。特に1日目に行われた3勝クラスのサンライズSは翌日に行われたオープンのカーバンクルSよりもハイペースだったにもかかわらず逃げたエンゲルヘンが優勝。カーバンクルSとサンライズSの出走した馬に能力の違いはあれどサンライズSは1番人気の馬が差し損ねたのだから「差し・追い込み馬向き」とまでは言い切れない馬場かと思われる。


今週で2週目を迎える2020年の第1回中山競馬。

開催1週目はコース移動の影響もあって前で競馬をした馬が活躍していたが、そんな中でも差し・追い込みが決まるレースが有ったことも事実。差し・追い込み馬向きの馬場ではないが、逃げ・先行馬向きとも言い切れない馬場という非常に難解なのが今の中山競馬場の芝コースである。そんな馬場も開催が進んでくれば差し・追い込み馬の活躍ばかりが目立つようになると思われる・・・とはいえ、今開催は厳寒期の開催であるため1日に行われる芝は4レース、多くて5レースという数である。「大きな痛みもなく引き続き良好」というJRAの発表にもあるように、こんな時期にもかかわらず馬場は良好な状態を維持している様子なので前週と比較して突然に差し・追い込み馬ばかりが活躍しだすような極端な変化は起こり難いのではないか。

レースを観ていると伸びが目立っていたのは内ラチから2分~3分どころを走った馬たち。今週もここを通る先行馬の活躍が目立つのではないかと予想している。

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中山競馬場の芝状態(第1回中山1日目前日)について

今年もホープフルSからほぼ1週間で金杯。明けましておめでとうございます!

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。2018年の夏場から発表されるようになった含水率は土曜日午前の時点で雨も降っていないのにゴール前が11・2%、4コーナーが11・6%と稍重に近い良馬場)。コースは金杯の行われる1日目(5日)からAJCCの行われる9日目(26日)まで内ラチから3mの地点に仮柵を設けるCコース使用する。


~差し・追い込み馬が活躍しきれなかった馬場はコース替わりで前の・・・!?

2年前の2017年や前年の2018年は差し・追い込み馬よりも逃げた馬、先行した馬が活躍。そんな近2年と似たような馬場傾向で競馬が始まった前開催の2019年第5回中山競馬・・・とはいえ、気温が低くて芝の育成が止まってしまう厳寒期の開催。そんな馬場で始まっても開催が進めば差し・追い込み馬が活躍できるような傾向に振れていくのではないか~と考えて見ていたのだが、昨年の第5回は開催が進んでも進んでも差し・追い込み馬が活躍できるような傾向にはなりきれず(もちろん逃げ・先行馬に有利というほど極端ではなかったが)。有馬記念はアエロリットがビュンビュン飛ばした影響で差し・追い込み馬が台頭。開催最終日となった28日も差し・追い込み馬が存在感は示したものの開催全体を振り返ってみると前で競馬をした馬の活躍が目立った。そんな開催からの連続開催が今開催の2020年第1回中山競馬である。


今開催は内ラチから6メートル地点に仮柵を設けるCコースを使用する。

これによって前開催で荒れた内ラチ沿いの芝は概ねカバーされるため昨年2019年の第1回開催は差し・追い込み馬の向きになりかけていた馬場に一定の歯止めが掛かった。上記したように昨年の第5回開催は開催が進んでも差し・追い込み馬に向いた馬場にはなりきれなかった。これを考えると、今年の2020年第1回開催は昨年の2019年よりも逃げ・先行馬の活躍が目立つのではないか。

現地で芝を眺めるとそれほど重たそうにも感ないのだが、芝のレースの上がりタイムを振り返ってみるとスローペースでも35秒台、ペースが速ければ36秒台というパワーの必要な馬場である。そんな馬場であるから東京開催などの瞬発力を要求された競馬で差し損ねていた馬を狙うのが吉だろう~と思ったりもするのだが、近年は出走させる側もそのような馬を狙って送り出してくるのでファン泣かせである。

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中山競馬場の芝状態(第5回中山7日目前日)について

第5回開催もいよいよクライマックス。今週は大障害に有馬記念!

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前の時点でゴール前が9・9%、4コーナーも9・9%で乾燥しすぎず湿りすぎずの理想に近い良馬場の発表)。コースはステイヤーズSの行われる1日目(30日)からホープフルSの行われる9日目(28日)まで内ラチから仮柵を設けないAコース使用する。


~3週目にしてまさかの逃げ・先行馬が活躍。それでも今週こそは・・・~

第3回終了後、芝の大規模な手入れが行われて初めてAコースを使用する開催となるため逃げ・先行馬が圧倒的に有利となる可能性さえあるものの2014年の馬場改修後は開幕週から差し・追い込み馬の活躍が目立っていた第5回中山競馬。

理由は開催前に施される馬場軟化作業にあり・・・なのだが、一昨年の2017年や昨年の2018年は差し・追い込み馬よりも逃げ・先行馬が活躍。そんな近2年と似たような馬場傾向で競馬が始まったというのが2019年の第5回中山競馬だった。これを受けて行われた開催2週目は「印象としては馬場軟化作業を取り入れる前に戻ったような感じを受けるほど逃げ・先行馬の活躍が目に付いた2017年」よりも「全体的に見れば逃げ・先行馬の活躍が目立ったがペースが少しでも厳しくなれば差し・追い込み馬が活躍できそうだった2018年」に近い感じを受けた。このため後半戦に入る今週の開催3週目は差し・追い込み馬が勝ちきれるようなレースが多くなった2018年のような馬場傾向に近くなるハズ・・・ということで、今年の2019年もいよいよ差し・追い込み馬が勝ちきれるようなレースが多くなるのではなかろうか~というのが先週の開催前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

微妙にハズレ(汗)。

5日目のメインに行われた牝馬限定G3のハンデ戦・ターコイズSも6日目のメインに行われたオープン特別のディセンバーSのどちらのレースも逃げ・先行馬が優勝。特にターコイズSは最初の3Fの通過が33秒9というハイペースだったにもかかわらず逃げたコントラチェックが涼しい顔で押し切ったため後半戦に入って差し・追い込み馬が勝ちきれるレースが増えるどころか圧倒的に逃げ・先行馬有利の馬場になってしまったのではないかと思ってしまうのだが、6日目に行われた2歳の新馬・未勝利戦3レースは差し・追い込み馬が躍動していた事を忘れてはいけないだろう。

コントラチェックもレース前半はハイペースで飛ばしはしたが5F~7Fの間でペースを落として息を入れており最初から最後までビュンビュンと逃げた訳ではない。ディセンバーSは5日目12Rに行われた2勝クラスのレースとコンマ1秒しか勝ちタイムが違わないというレース。レース後半こそ締まった流れとなったが前半が楽すぎた。これなら前で競馬をした馬で決着するのは仕方が無いところだろう。とはいえ全体的に見れば逃げ・先行馬の方が結果を残したので「微妙にハズレ」という判断に。


今週で4週目を迎える第5回中山競馬(5週目の28日の開催も含めます)。

昨年の4週目は荒れた馬場が雨で湿ってパワーが必要となった影響もあって差し・追い込み馬の活躍が目立った。1日のみの単独開催だった最終週(5週目)の28日は馬場が乾いたこともあり差し・追い込み馬の活躍が目立つような傾向が少しは緩和されるのではないかと考えていたが、ルメールの騎手の年間最多勝の記録更新が掛かっていたことやヤングジョッキーシリーズなどのレースが組まれていたこともあって若手の騎手に年配の騎手・日本人の騎手に外国人の騎手・中央の騎手に地方の騎手と色々な立場で騎手達がバチバチとやり合ってレースは混沌。湿った馬場だった前週よりも差し・追い込み馬の活躍が目立って終わるという結果となった。

開幕1・2週目は今年も逃げ・先行馬といった前で競馬をした馬の活躍が目立っていたが、そんな中でも差し・追い込み馬が2~3着に突っ込んできて存在感を示すようなレースはあるにはあった。開催3週目の先週もスローペースのレースばかりだったため全体的に見れば逃げ・先行馬が活躍が目立ったが前述したように差し・追い込み馬が結果を残したレースもあったことを考えると今年の第5回中山開催は4・5週目に入っていよいよ差し・追い込み馬が勝ちきれるようなレースが多くなるのではなかろうか。とはいえ先週の結果を考えるとペースを打破してまで差し・追い込み馬が活躍できるかどうかは怪しいところ。ペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場で競馬が行われるという考えで馬券の検討に臨むのが良いのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第5回中山1日目前日)について

あっという間に第5回中山開催開始。今年も残り1か月(汗)。

今開催の第5回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は10センチ~14センチ。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前の時点でゴール前が11・6%、4コーナーが11・4%。良とは言え稍重に限りなく近い良馬場の発表)。コースはステイヤーズSの行われる1日目(30日)からホープフルSの行われる9日目(28日)まで内ラチから仮柵を設けないAコース使用する。


~ここ2年は差し・追い込み馬よりも逃げ・先行馬の活躍が目立った開幕週~

4月に行われた第3回開催終了後、第4回開催が始まるまでの約5か月間の休養期間を利用して芝コースの大規模な手入れが行われる中山競馬場。そんな作業を行った後に初めて行われる開催が9月に行われる第4回開催であるが、この開催で使われるコースはBとCコース。その後、2か月の東京開催を経て12月に中山で行われるのが今開催の第5回開催だ。この第5回開催は上記したように開幕週から最終週まで仮柵を設けないAコースで行われる。つまり芝の大規模な手入れが行われて以降は初めてAコースを使用する開催となる。内ラチから3m地点までの芝は最高の状態であるため中山競馬場の芝コースにとって新年にあたる第4回開催よりも逃げ・先行馬有利となる可能性さえある開催なのだが、ここ数年は開幕週から差し・追い込み馬の活躍が目立っている。理由は開催前に施されるエアレーションなどの馬場軟化作業にあり。開幕週の綺麗で荒らされていない馬場もエアレーションにより適度にパワーが必要となるため現在の中山競馬場の芝コースは芝の状態が良い開幕週にもかかわらず差し・追い込み馬が活躍できるような馬場で競馬が行われているのだ。

・・・が、一昨年の第5回開催開幕週は差し・追い込み馬の活躍が目立たず(汗)。

開催1~2日目の2日間で行われた芝のレースは24レース中11レース。その中で純粋な差し・追い込みが決まったのは2日目に行われた市川Sぐらいである。芝で行われた殆どのレースがスローペースだったという理由はあるのだが、感覚としては馬場軟化作業を取り入れる前に戻ったような感じを受けるほど逃げ・先行馬の活躍が目に付いた。そんな2017年の第5回開催結果を踏まえて馬場傾向を予想するのならば、2017年と同様、差し・追い込み馬の活躍を期待するのは難しいのではないか~と予想したのが昨年の2018年第5回開催開幕週だったのだが、どうだったかというと当たらずも遠からず。理由は開催1日目に行われた葉牡丹賞、12Rの1000万下戦、2日目に行われた市川Sなど予想よりも差し・追い込み馬の活躍したから。

とは言っても芝のレースが行われた11レース中の3レースである。差し・追い込み馬が活躍したレースはどのレースもペースが速かったがペースが速くても逃げ・先行馬が活躍したレースが有った事を考えると「差し・追い込み馬に有利な馬場」といった訳ではない。あくまで「予想したよりも差し・追い込み馬の活躍が目立った」というのが2018年第5回開催開幕週の馬場だった。そんな一昨年の2017年、昨年の2018年を受けての2019年第5回開催開幕週は一体どんな馬場で競馬が行われるのだろうか・・・だが、近2年を踏まえて考えると今年の2019年第5回開催開幕週もいくぶん前で競馬をした馬の活躍が目立つような馬場で競馬が行われるのではないか。

天候や気候によって育ち方に違いが出やすい冬場の芝。年によって芝の育ち方はまちまちである事を考えると蓋を開けてみないと分からないところはあるが、育成技術も向上していることを考えるとそうそう極端な結果にはならないのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山8日目前日)について

気がつけば第4回中山競馬も今週で最終週。本当にあっという間ですね(汗)。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる(野芝の草丈は昨年と同じ設定の約12~14cm。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前9時の時点でゴール前が11・3%、4コーナーが10・2%の発表で稍重に近い良馬場の発表)。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~何だかんだ言いながらフラットに近い状態になってきたような気がする馬場~

芝のコンディションは内・外共に絶好の状態のため各コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬の活躍が目立った以前までの開催開幕週だが、そうとも言えないのが近年の傾向。理由は開催前に施されるエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースなのだが、今年の開催開幕週は差し・追い込み馬よりも逃げ・先行馬の活躍が目立つ結果に(汗)。そうなった理由は定かではないものの今年は開催前に降った雨などの量が少なかったなどの影響で軟化作業をした馬場が堅くなってしまったのが原因なのではないだろうか。

そう仮定するならば馬場が柔らかくなれば差し・追い込み馬の活躍が増えるハズ・・・ということで臨んだ2週目は台風15号ファクサイによって多量の雨が降った影響もあって1週目よりも差し・追い込みが目立つ結果に。施行距離やペース、出走した馬の能力などなどが違うため厳密な比較はできないものの開幕週と比べると比率としては増えた格好だった。とはいえ最後の直線で外が伸びるか~というとそうでもなく、インを突いて差したり追い込んだりする馬多数。また4コーナーで外を回った馬も最後の直線でインに切れ込みながら脚を伸ばしていたのが印象に残った。

そんな2週目を受けての先週、開催3週目。

中山競馬場の芝コースは第4回開催3週目からは内ラチより6m地点に仮柵を設けるCコースを使用。コースが替われば馬の走る場所も変わるので2週目までの結果を基に今週の傾向を推測するのは難しいが、今開催の開幕週は以前までのように逃げ・先行馬の活躍が目立った。また2週目に差し・追い込みを決めたのはインを突いた馬が多かったとなればコースが替わった今週の3週目はインを通れる前で競馬をした馬の活躍が多くなるのではないか~と予想したのが先週の開催前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・そこそこ当たり、いや微妙にハズレ?判断が難しい理由は差し・追い込み馬の健闘が目に付いたから。

現地でレースを観ていると逃げ・先行馬が差し追い込んでくる馬をギリギリ凌いで優勝する場面が多かったような気がした。レース結果を見返してみても差し・追い込み馬よりも前で競馬をした逃げ・先行馬が優勝するレースが多かったのだが、それはスローで流れるレースが多かったからだろう。単純な「結果」だけではなく最後の直線での差し・追い込み馬の走りや伸び方まで含めて思い返すと、もしもペースが速かったならば違った結果になっていた可能性もあるのでは・・・。となると3週目の先週は逃げ・先行馬の活躍こそ目立ったものの馬場自体はペースが遅ければ逃げ・先行馬が、ペースが速ければ差し・追い込み馬が活躍できる「ペース次第でどの脚質の馬にもチャンスのある馬場」で競馬が行われていたのではないか。


今週で4週目を迎える第4回中山競馬。

中山競馬場の芝コースは今週も内ラチから6m地点に仮柵を設けるCコースを使用する。JRAによれば「勝負所の3・4コーナーの内側が少し痛んできた」とのことだが「全体的には良好」との話なので馬場の傾向が先週に比べて極端に変化をする事はないだろう。と言うことで今週も先週と同じように基本的にはペース次第でどの脚質の馬にもチャンスのある馬場で競馬が行われのではないか。折り合いを重視するが故にペースの遅いレースの方が多くなる。このため距離が長くなればなるほど逃げ・先行馬の活躍が目立つかもしれないが、先週の傾向から予測するとペースが少しでも速くなれば差し・追い込み馬が結果を残せるであろハズと考えている。

今週は最終日のメインにG1・スプリンターズSが行われる。テイクオーバーターゲットやアストンマーチャン、ローレルゲレイロ、ウルトラファンタジーなど一昔前のスプリンターズSは逃げ・先行馬が強かったレースだが(ロードカナロアなどの異能な馬は除く)、馬場の改修がされた2015年以降のスプリンターズSはストレイトガールやレッドファルクス、ファインニードルなど差し・追い込み馬が勝利している。今年も能力がある馬ならば差し・追い込みという脚質でも良い結果を期待できるかもしれない。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山6日目前日)について

今週も3連休だけど開催は土・日の2日間。にしても週末になると雨が降りますね。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる(野芝の草丈は昨年と同じ設定の約12~14cm。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前9時の時点でゴール前が12・3%、4コーナーが11・7%の発表で稍重に近い良馬場の発表)。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~開幕週よりは差し・追い込み馬が存在感を示した2週目だが今週は・・・~

芝のコンディションは内・外共に絶好の状態のため各コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬の活躍が目立った以前までの開催開幕週だが、そうとも言えないのが近年の傾向。理由は開催前に施されるエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースなのだが、中でも野芝主体で行われる第4回開催は異質。何故なら逃げ・先行馬に有利であろうスローペースのレースにもかかわらず差し・追い込み馬が活躍するレースがあるからだ。

中山競馬場の芝コースは最後の直線半ばに中央競馬随一の急坂が潜んでいるためよほど極端な瞬発力勝負にでもならない限り上がり3F(ゴールまで残り600m)のうち最後の1F(ゴールまで200m)は他の2Fに比べてタイムが落ちるのが一般的。しかし昨年は極端な瞬発力勝負にならなずとも2F目(ゴールまで400m~200m目)と同等か2F目よりも早いタイムが計測されるレースがあった。つまり坂があるにもかかわらず脚色が鈍らずゴールまでスピードを持続、もしくはゴールまで加速して走っている馬がいたことになる。これがスローペースにもかかわらず差し・追い込みが決まった理由であろうと思われるが、この傾向、実は一昨年も同じ。つまり第4回開催の開幕週はここ2年ほどこのような傾向が続いている事になる~と言うことで、今年の開催開幕週もそのような傾向を示すのではないかと思われたのだが・・・蓋を開けてみると差し・追い込み馬よりも逃げ・先行馬の活躍が目立つ結果に(汗)。

そうなった理由は定かではないものの今年は開催前に降った雨などの量が少なかったなどの影響で軟化作業をした馬場が堅くなってしまったのが原因なのではないだろうか。そう仮定するならば馬場が柔らかくなれば差し・追い込み馬の活躍が増えるハズ。9日の未明から明け方にかけて関東に接近・上陸した台風15号ファクサイによって中山競馬場の所在する船橋市は100mを超えるような量の雨が降った。また水曜日にも短時間ながら雷を伴った激しい雨が降った。これらの影響で13日の金曜日に発表された中山競馬場の芝コースの含水率は先週の金曜日よりも上がっている。馬場も開幕週より軟化しているであろう。とするならば今週の開催2週目は開幕週よりもパワーが必要となり差し・追い込み馬の活躍が多くなるのではないか~というのが先週の開催前日にアップしたエントリーだったのだが、どうだったかというと・・・

そこそこ当たり。

開催2週目の3日間開催で行われた芝のレースは計17レース。この17レースのうち差し・追い込み馬が1~2着になったレースは9レースほどあった。施行距離やペース、出走した馬の能力などなどが違うため厳密な比較はできないとはいえ、差し・追い込み馬が1~2着になったレースが12レース中で4レースほどだった開幕週と比べると比率としては増えた格好である。とはいえ最後の直線で外が伸びるか~というとそうでもなく、1日目のレインボーSで2着となったギャラッドや2日目の汐留特別を勝ったウィナーポイント、3日目に行われたセントライト記念で2着となったサトノルークスなどインを突いて差したり追い込んだりする馬多数。また4コーナーで外を回った馬も最後の直線でインに切れ込みながら脚を伸ばしていたのが印象的だった。


今週で3週目を迎える2019年の第4回中山競馬。

中山競馬場の芝コースは今週から内ラチより6m地点に仮柵を設けるCコースを使用する。コースが替われば馬の走る場所も変わるので先週までの結果を基に今週の傾向を推測するのは難しいが、今年の開幕週は以前までのように逃げ・先行馬の活躍が目立った。また2週目に差し・追い込みを決めたのはインを突いた馬が多かったとればコースが替わった今週はインを通れる前で競馬をした馬の活躍が多くなるのではないか~と、まとめようと思ったのだが問題は今週も降ると言われている雨。雨の降る量次第では外を通った差し・追い込み馬の活躍が増えるかもしれない。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山3日目前日)について

今週は敬老の日を利用した3日間開催。16日(月曜日・祝)はフリーパスの日!

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる(野芝の草丈は昨年と同じ設定の約12~14cm。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前9時の時点でゴール前が12・0%、4コーナーが12・4%の発表で稍重に近い良馬場の発表)。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~あれれ、近年の馬場とは少し違う!?先行押し切りが目立った今年の開幕週~

芝のコンディションは内・外共に絶好の状態のため各コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬の活躍が目立った以前までの開催開幕週だが、そうとも言えないのが近年の傾向。理由は開催前に施されるエアレーションなどによる馬場の軟化作業にあり。この作業を開催前に施す事により開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースなのだが、中でも野芝主体で行われる第4回開催は異質。何故なら逃げ・先行馬に有利であろうスローペースのレースにもかかわらず差し・追い込み馬が活躍するレースがあるからだ。

中山競馬場の芝コースは最後の直線半ばに中央競馬随一の急坂が潜んでいるためよほど極端な瞬発力勝負にでもならない限り上がり3F(ゴールまで残り600m)のうち最後の1F(ゴールまで200m)は他の2Fに比べてタイムが落ちるのが一般的。しかし昨年は極端な瞬発力勝負にならなずとも2F目(ゴールまで400m~200m目)と同等か2F目よりも早いタイムが計測されるレースがあった。つまり坂があるにもかかわらず脚色が鈍らずゴールまでスピードを持続、もしくはゴールまで加速して走っている馬がいたことになる。これがスローペースにもかかわらず差し・追い込みが決まった理由であろうと思われるのだが、この傾向、実は一昨年も同じ。つまり第4回開催の開幕週はここ2年ほどこのような傾向が続いている事になる。

と言うことで、今年の開催もそのような傾向を示すかと思われたのだが・・・

蓋を開けてみると差し・追い込み馬よりも逃げ・先行馬の活躍が目立つ結果に。そうなった理由は定かではないのだが何かしらの影響(開催前に降った雨などの量が少なかったなど)で軟化作業をした馬場が堅くなってしまったのが原因なのではないだろうか。残念ながら過去と現在の馬場の硬度を比較することができないので全て憶測で話をするしかないのだが、今年は開催1日目の2Rに行われた2歳未勝利戦(1200m)で1分8秒7、10Rに行われた2勝クラスの木更津特別(1600m)で1分32秒1、2日目の7Rに行われた1勝クラスの平場戦(1200m)で1分7秒2、コースレコードどころかJRAレコードさえも塗り替える1分30秒3というタイムを計測したメインの京成杯AH(1600m)など速い時計で決着したレースが頻発。状態が良好で馬場が堅ければ自然と速いタイムが出るであろうこと、状態が良好でも馬場が柔らかければタイムは抑制されるであろうことを考えると「堅くなった馬場が逃げ・先行馬の活躍の一助となったであろう」というのは当たらずも遠からずかと思われる。


そんな開幕週を受けて行われる今週の開催2週目。

関東に接近・上陸する台風の中では観測開始以来最強クラスと言われた台風15号ファクサイは千葉県に甚大な被害をもたらした。中山競馬場の所在する船橋市は幸いな事に大きな被害を免れたが月曜日の未明に100mを超える量の雨が降った。また水曜日にも短時間ながら雷を伴った激しい雨が降った。これらの雨の影響で13日の金曜日に発表された中山競馬場の芝コースの含水率は先週の金曜日よりも上がっている。降った量を考えると含水率の上がり方は少ないものの降った雨が土の下に染みこむなどしたであろう事を考えると馬場は先週よりは軟化しているハズ。

差し・追い込みが目立った開幕週に比べて逃げ・先行馬が盛り返すのが近年の第4回開催2週目。しかし今年の第4回開催開幕週は逃げ・先行馬の活躍が目立った。その原因が「開催前に雨の降った量が少なかった事により馬場が堅くなってしまったから」とするならば、雨が降って馬場が軟化したであろう今週は開幕週だった先週よりもパワーが必要となり差し・追い込み馬の活躍が多くなるのではないだろうか。馬場の硬度は走破タイムと連動する。今週も速いタイムのレースが頻発するようならば先週と同じく逃げ・先行馬が活躍するだろうが、先週よりもタイムの出ないレースが多いようならば差し・追い込み馬にもチャンスあり!?自分の買いたいレースの前に行われた芝レースでどのようなタイムが出ているかチェックは怠れないだろう。

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中山競馬場の芝状態(第4回中山1日目前日)について

夏の短かった今年は何時にも増して開始が早い気がする秋の中山開催。

今開催の芝コースは1年に5回ある開催の中で唯一、洋芝を撤去した野芝主体の馬場で行われる(野芝の草丈は昨年と同じ設定の約12~14cm。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前9時の時点でゴール前が9・7%、4コーナーが12・0%の発表で良馬場の発表となっている)。開催前半の1日目~5日目までの5日間は内ラチから3mのところに仮柵を設けるBコースを使用、開催後半の6日目~9日目の4日間は内ラチから6mのところに仮柵を設けるCコースを使用する。


~基本的にはフラットも近年は坂をものともせずブッ込んでくる馬あり!?

4月に行われた第3回中山競馬終了後、約5カ月の休養を経て開催されるのが今開催の第4回中山競馬。中山競馬場の芝コースは競馬の行われなかった約5カ月間を利用して野芝の間に生やしていた洋芝を撤去し、痛みの激しかった芝(バックストレッチや1~4コーナー、ホームストレッチの内側など)を張り替えるなど大がかりな整備を行う。1月に新年を迎え12月に年末を迎える私たちの生活のように中山競馬場の芝コースにも1年があって年始と年末があるのだが、中山競馬場の芝にとっては年末が前開催の第3回であり、年始が大がかりな整備を行って初めて行われる今開催の第4回開催なのだ。そんな中山競馬場の芝コースにおいて年始となる開催の開幕週だから芝のコンディションは内外共に絶好の状態。当然、コーナーで距離損をし難い逃げ・先行馬が有利のような気もするが、そうでもないのが近年の傾向。

その理由は開催前に施されるエアレーションなどによる馬場軟化作業。この作業を開催前に施す事により一昔前は逃げ・先行馬が圧倒的に有利だった開幕週から差し・追い込み馬も活躍できるようになった~というのが現在の中山競馬場の芝コースである。ここ数年を振り返って見てみても逃げ・先行馬が活躍するレースもあれば差し・追い込み馬が活躍レースもあるなど逃げ・先行馬が絶対的に有利というわけではなく「スローペースなら逃げ・先行馬が、ハイペースなら差し・追い込み馬が活躍できるようなペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場」で開催されている。このため昨年の第4回開催開幕週も似たような傾向を示すのではないかと考えていたのだが・・・開催が始まってみるとどこか違和感を覚える結果に。何故ならスローペースにもかかわらず差し・追い込み馬が活躍するレースがあったからだ。

最後の直線半ばに中央競馬随一の急坂が潜んでいる中山コース。

この坂により中山競馬場で行われるレースはよほど極端な瞬発力勝負にでもならない限り上がり3F(ゴールまで残り600m)のうち最後の1F(ゴールまで200m)は他の2Fに比べてタイムが落ちるのが一般的。しかし昨年は極端な瞬発力勝負にならなずとも2F目(ゴールまで400m~200m目)と同等か2F目よりも早いタイムが計測されるレースがあった。つまり坂があるにもかかわらず脚色が鈍らずゴールまでスピードを持続、もしくはゴールまで加速して走っている馬がいたことになる。これがスローペースにもかかわらず差し・追い込みが決まった理由であろうと思われるのだが、馬券を買う側からすればペースが遅ければ逃げ・先行馬が活躍するというイメージありきで予想を組み立てるのだから違和感を覚える。この傾向、実は一昨年も同じ。つまり第4回開催の開幕週はここ2年ほどこのような傾向が続いている事になる。


そんな近年と似たような傾向を示す芝コースなら今年も予想が難しいのは確か。

とは言えとっかかりが無いわけではない。レースのペースが遅くても差し・追い込み馬が勝ちきるレースはあったがペースが速ければ逃げ・先行馬が勝ち負けするのは難しかった。そしてスローペースにもかかわらず差し・追い込みを決めた馬は概ね人気が高かった。「中山競馬場の芝の新年」とも言われる開催の開幕週なので人気の有無にかかわらず逃げ・先行馬の評価を上げて差し・追い込み馬の評価を下げたくなるのは馬券を買う側の心理ではあるが、馬場がここ2年と似たような傾向を示すのならば「逃げ馬不在でペースが遅くなりそうなレースでも後ろで競馬をする馬に人気(能力)がある」のならばヘタに喧嘩を売らない方が得策と言えるのではないか。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山7日目前日)について

今週で第3回中山開催も最終週。本当にアッという間でビビります(汗)


今開催の第3回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前の時点でゴール前が12・5%、4コーナーが13・4%(水曜日に降った雨により数字的には稍重ド真ん中だが何故か良馬場の発表)。コースは日経賞の行われる1週目は仮柵を設けないAコース、ダービー卿CTの行われる2週目から皐月賞の行われる最終週の4週目までは内ラチから3メートル地点に仮柵を設けるBコースを使用する。


~逃げ・先行押し切り勝ちはもちろんスローでも差し・追い込める今の馬場~

馬場を軟化させるエアレーションの効果などにより開催の開幕週とはいえども以前ほどガチガチに逃げ・先行馬有利という極端な傾向を示さなくなってはいるが、蓋を開けてみると思ったほど差し・追い込み馬の活躍は目立たなかった今年の第2回中山競馬開幕週。差し・追い込みが決まるかどうかは出走する馬の能力に起因するところもあるので年で比較するには少々無理があるが、開催を通じて差し・追い込み馬が活躍していた今年の第1回開催や昨年の第2回開催に比べると今年は前で競馬をしていた馬が結果を残した印象を受けた・・・とはいえ逃げ・先行馬が幅を利かせた訳ではないのは開幕週にもかかわらず内ラチ沿いが伸びるという訳ではないのが理由なのかもしれない。最後の直線の内ラチ沿いはそれほど状態も悪くないが3~4コーナー中間の内ラチ沿いの状態が良くなく馬が走ると砂埃が上がる。そんな状態の場所から3~4頭ほど外を通った馬の伸びが目立っていたが、おかげで開幕週からペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場になっているのだから面白い。

第2回中山競馬も開催が進むにつれて差し・追い込み馬の存在感を放つようになってはきてはいたが・・・第2回開催から引き続いて行われている今開催の第3回中山競馬1週目は突如として逃げ・先行馬が活躍するなど傾向が変化。開催2週目からはA→Bコースへのコース替わりや洋芝の草丈設定の変更、気温の上昇などなども加わったことにより1週毎に馬場の傾向が微妙に変化しつつ今週の開催最終週を迎える。スローペースで逃げ切り勝ちや先行押し切りができるのは当たり前だが、スローペースでも差し切りや追い込み勝ちがあったのが先々週に行われた2週目、そして先週に行われた3週目の競馬。それらスローペースのレースにも関わらず差し・追い込み勝ちを決めた馬たちの殆どは人気があった。「人気があるから能力がある」とは言い切れないが、能力があるからこそ人気がある訳なので「人気のある馬には他の馬よりも能力があるであろう」という指標にはなる。スローペースになりそうなレースでも人気がある(能力のある)差し・追い込み馬を軽く扱うのは危険だ。


そんな馬場で最終週を迎える第3回中山競馬では最終日のメインレースにクラシック第1弾である皐月賞が行われる。レースに騎乗したジョッキー達の談話では内ラチ沿い芝の評判が良くないものの先週はインを突いての差しきり勝ちも見られるなど内ラチ沿いを走った馬の伸びが悪いわけではない。JRAの発表にもあるように勝負所の3~4コーナーやホームストレッチの内ラチ沿いの芝は痛んでいるのは確かだが、馬が伸びるか・伸びないかに関しては馬場の内・外で差はあまり無い模様。

中山競馬場は東京競馬場のようにコースに幅員がないため18頭が出走する皐月賞では勝負所や最後の直線で前が詰まって追えなくなる可能性は多分にあるものの、逃げ・先行馬がラチ沿いを嫌ってヘタに間隔を空けて走った場合は、その隙を後ろで競馬をしていた馬に突かれる可能性がある。馬券を検討する際は「差し馬によるイン強襲がある可能性もなくはない」と言うことを頭には入れておいても損はないだろう。

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中山競馬場の芝状態(第3回中山5日目前日)について

今週で第3回中山開催も後半戦突入の3週目!今週まで桜は楽しめるかも!?


今開催の第3回中山開催は冬眠中の野芝の間に洋芝を生えさせるオーバー・シードを施した馬場で競馬が行われる。野芝の草丈は約6センチ~8センチ、洋芝は12センチ~16センチ。昨年の夏場から発表されるようになった含水率は金曜日午前の時点でゴール前が12・0%、4コーナーが12・6%(週中に雨はほとんど降っていないが木曜日の散水によりほぼ稍重の良馬場発表)。コースは日経賞の行われる1週目は仮柵を設けないAコース、ダービー卿CTの行われる2週目から皐月賞の行われる最終週の4週目までは内ラチから3メートル地点に仮柵を設けるBコースを使用する。


~差し・追い込みが決まったと思ったら逃げ・先行押し切りがある今の馬場~

馬場を軟化させるエアレーションの効果などにより開催の開幕週とはいえども以前ほどガチガチに逃げ・先行馬有利という極端な傾向を示さなくなってはいるが、蓋を開けてみると思ったほど差し・追い込み馬の活躍は目立たなかった今年の第2回開催開幕週。差し・追い込みが決まるかどうかは出走する馬の能力に起因するところもあるので年で比較するには少々無理があるが、開催を通じて差し・追い込み馬が活躍していた今年の第1回開催や昨年の第2回開催に比べると今年は前で競馬をしていた馬が結果を残した印象を受けた・・・とはいえ逃げ・先行馬が幅を利かせた訳ではないのは開幕週にもかかわらず内ラチ沿いが伸びるという訳ではないのが理由なのかもしれない。最後の直線の内ラチ沿いはそれほど状態も悪くないが3~4コーナー中間の内ラチ沿いの状態が良くなく馬が走ると砂埃が上がる。そんな状態の場所から3~4頭ほど外を通った馬の伸びが目立っていたが、おかげで開幕週からペース次第でどの脚質にもチャンスのある馬場になっているのだから面白い。

そんな馬場も開催が進むにつれて差し・追い込み馬の存在感を放つようになってはきているものの、前週に行われたレースを振り返るとペースが遅ければ逃げ・先行馬も結果を残していた事実は見逃せない。これら結果から考えるに第2回開催後半戦はペース次第でどの脚質にもチャンスのあるフラットな馬場で競馬が行われていたであろうと考えていたのだが・・・そんな第2回開催から引き続いて行われた第3回開催1週目は突如として逃げ・先行馬が活躍。第2回開催最終週はスローペースでも差し・追い込み馬が活躍するレースが数レースあったことを考えるとフラットというよりは「いくぶん差し・追い込み馬向きになりつつある」と言う感じだったのだが、コースが替わったわけでも芝の草丈が変わった訳でもなく開催が替わっただけで「いくぶん逃げ・先行馬向きかな」という馬場に傾向が変化して面を食らう結果に。

そんな突如として馬場の傾向が変化した第3回1週目だったが開催2週目からは内ラチから3メートル地点に仮柵を設けるBコースを使用する中山競馬場の芝コース。開催が進んで荒れた内ラチ沿いの芝はコース移動による仮柵によってカバーされる事となるため前週よりも逃げ・先行馬の活躍を目にする機会が多くなりそうな感じもするのだが肝はコース替わりに隠れてひっそりと洋芝の草丈が前週よりも上下限とも2センチずつ長い設定に変わっているところ。この「コース替わりと共に洋芝の草丈設定が伸びる」というのは昨年と同じ変遷であり、そんな昨年は芝のレース全体で見ると差し・追い込み馬が優勢だった。この傾向を参考にするならば今年も今週は差し・追い込み馬の活躍が印象に残る可能性あり。前週は逃げた馬を差しきれなかった差し・追い込み馬だが、今週は逃げた馬を差しきるような光景を目にする場面が多くなるかもしれない~というのが先週の第3回開催3日目前日にアップしたエントリーだったのだが、結果がどうだったかというと・・・微妙にハズレ。


理由は思ったほど差し・追い込み馬の活躍が目立たなかったから。

全体的にスローペースのレースが多かったという理由はあるにはあるがレース全体で見ると前々でレースの流れに乗った馬の活躍が目立つ結果に。とはいえ3日目5Rの3歳未勝利戦や9Rの山吹賞、4日目9Rの安房特別のようにスローペースのレースでも差し・追い込み馬が活躍したレースがあった事を考えると逃げ・先行馬向きの馬場だったというわけでは無いだろう。これらスローペースのレースでも差し・追い込みを決めた馬たちはどの馬も人気があった。「人気があるから能力がある」とは言い切れないものの能力があるからこそ人気がある訳なので、「人気のある馬には他の馬よりも能力があるであろう」という一つの指標にはなる。今週で第3回開催も後半戦に入る中山競馬。今週もスローペースなら逃げ・先行馬が、ハイペースなら差し・追い込み馬が活躍できるフラット馬場で競馬が行われると思われるが、スローペースのレースでも人気がある(能力のある)差し・追い込み馬なら勝ち負け出来るのが今の馬場。どんなレースでも人気のある差し・追い込み馬を軽く扱うのは危険ではないか。

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